22歳岩井千怜、逆転&6打差独走で米ツアー初優勝! 12アンダーで今季日本勢3人目V 前半ロケットスタートから圧勝
米女子ゴルフ(LPGA)ツアーの新規大会「メキシコ・リビエラ・マヤオープン」は現地時間25日、エル・カマレオンGC(6583ヤード、パー72)で最終日が行われた。1打差2位で出た22歳の岩井千怜(Honda)が逆転で米ツアー初優勝を果たした。出だし6ホールで5つのバーディーを奪う圧巻のスタートダッシュから独走。メキシコの地で嬉しい1勝を手にした。

メキシコ・リビエラ・マヤオープンで米ツアー初優勝
米女子ゴルフ(LPGA)ツアーの新規大会「メキシコ・リビエラ・マヤオープン」は現地時間25日、エル・カマレオンGC(6583ヤード、パー72)で最終日が行われた。1打差2位で出た22歳の岩井千怜(Honda)が7バーディー、1ボギーの66で回り、通算12アンダー。逆転で米ツアー初優勝を果たした。出だし6ホールで5つのバーディーを奪う圧巻のスタートダッシュから独走。メキシコの地で嬉しい1勝を手にした。
ロケットスタートで一気に他を突き放した。出だし1番パー4でロングパットを沈めてバーディーを奪った岩井。ジェニー・ベー(米国)がボギーを叩いたことで、いきなり首位に浮上した。すると3番からは驚異の4連続バーディー。他のライバルがスコアを落とす中、7ホールを終えた時点で2位に5打差をつける独走状態になった。
前半は「31」で会心のラウンド。サンデーバックナインに突入しても勢いは衰えず、10番でいきなりバーディー。右手をあげて拍手に応えた。メキシコの厳しい暑さにも負けず、13番パー5でもバーディーを奪取。この時点で2位のベーに8打差をつけた。
14番パー4では約1メートルのパーパットを外し、この日初めてのボギー。それでも崩れずフィニッシュし、歓喜の時を迎えた。最終18番のパーパットを沈め、2位に6打差をつける圧勝。姉の明愛、吉田優利らがシャンパンを浴びせかけ、ずぶ濡れになった。
22歳の岩井は双子の姉・明愛とともに今季からツアールーキーとしてLPGAツアーに本格参戦。日本ツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディスで国内通算8勝目をマークしているが、今季LPGAツアーではJMイーグルLA選手権で11位に入ったのが最高だった。ブルー・ベイLPGAの竹田麗央、シェブロン選手権の西郷真央に続き、今季のLPGAツアー日本勢3人目の優勝になった。
(THE ANSWER編集部)