女子ゴルフで惜敗2位に涙「本当に悔しい」 宮里藍も労った19歳新人・荒木優奈が決意「次は優勝を」
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは25日、愛知・中京GC石野C(6642ヤード、パー72)で最終日が行われ、19歳のルーキー・荒木優奈(Sky)は通算18アンダー。優勝した佐久間朱莉(大東建託)に2打差の2位で、惜しくもツアー初優勝を逃した。決着後には涙も見せたが、悔しさを覗かせつつも「楽しかったです」と勝負を振り返った。

ブリヂストンレディス
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは25日、愛知・中京GC石野C(6642ヤード、パー72)で最終日が行われ、19歳のルーキー・荒木優奈(Sky)は通算18アンダー。優勝した佐久間朱莉(大東建託)に2打差の2位で、惜しくもツアー初優勝を逃した。決着後には涙も見せたが、悔しさを覗かせつつも「楽しかったです」と勝負を振り返った。
ルーキーとは思えない、堂々たる戦いぶりだった。6アンダーの66で回った初日以降、2日目、3日目も、佐久間らとトップに立ち続けた。迎えた最終日は出だし1番でボギーを叩き、2位に後退。それでも6番パー5で、見事なチップインイーグル。見せ場を作り、最後まで佐久間に挑戦し続けた。
4日間大会で完全Vでの初優勝となれば、史上5人目。快挙達成が現実味を帯びたが、9番、15番でのボギーが響いて、佐久間とは2打差の2位でフィニッシュ。決着後、18番グリーン付近で仲間に称えられると涙した。「今までは優勝とか関係なかったから、ひとつでも上の順位を思っていた。久々に負けて本当に悔しい」と悔しさを隠さなかった。
表彰式後は宮里藍さんにも労われ、目元を拭った。「見てたよ~と、声かけてもらって」。エールに胸が熱くなった。昨年のプロテストに合格し、今季これでレギュラーツアー10試合目の出場。首位争いを演じた今大会で、確かな自信を掴んだ。「今までのベストが6位タイだったので、今回は自己ベストなので地道に頑張ります。2位タイになったので、次は優勝を目指します」と力強く語り、次戦へ視線を向けた。
(THE ANSWER編集部)