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大谷翔平の投手復帰は「割に合わない」 元NPB戦士が指摘した“リスク”「始めれば下がるだけだ」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)現在、48試合に出場して17本塁打を放ち。これは自己最多のシーズン55発ペースだ。一方で進めているのが、2023年以来となる投手復帰への準備。これに疑問の声を上げたのが日本でもプレーした元大リーガーだ。「割に合わない」とする理由とは。

ドジャースの大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャースの大谷翔平【写真:荒川祐史】

元西武のスピリーが危惧する大谷の今後とは

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)現在、48試合に出場して17本塁打を放ち。これは自己最多のシーズン55発ペースだ。一方で進めているのが、2023年以来となる投手復帰への準備。これに疑問の声を上げたのが日本でもプレーした元大リーガーだ。「割に合わない」とする理由とは。

 米衛星ラジオ局「シリウスXM」のチャンネル「MLBネットワークラジオ」公式Xに登場したのは、ライアン・スピルボーグス氏。ロッキーズで大リーグ619試合に出場し、2007年には打率.299、11本塁打でワールドシリーズ進出に貢献した。その後2013年には西武入りし、「スピリー」の登録名で70試合に出場した“元助っ人”でもある。

 スピルボーグス氏は「昨年、彼のOPSは1.036だった。今年は1.073だ。これらの数字は、投手復帰すれば下がるだけだ。現在はオオタニやベッツ、フリーマン、スミスが攻撃陣を引っ張っている。だが、下位打線はかなり苦しんでいる」として、ドジャース打線における大谷の存在感の大きさを紹介した。

 となると、投手復帰を目指す“リスク”も決して見過ごせるものではないという。すでにブルペンでは変化球も投げており、今季中の復帰を目指しているようにも見えるが「オオタニは(今季復帰できても)せいぜい10先発するかだろう。僕が最も気にしているのは、柔らかい筋肉や組織が傷ついたら……。割に合わない。彼がもたらす攻撃性能を考えるとね」として、打線から欠けてしまう事態を心配している。

(THE ANSWER編集部)



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