菊池雄星、大谷との雑談は「アンチエイジング、化粧水」の話 対戦で敬意「彼とジャッジは違うカテゴリー」
米大リーグ・エンゼルスの菊池雄星投手が18日(日本時間19日)、敵地ドジャース戦に先発登板。5回2/3、98球を投げて3安打1失点、7奪三振4四球と好投した。打者走者と接触し、負傷するアクシデントはあったが軽傷。勝ち星はつかなかったものの6-4で勝ったチームに貢献した。この連戦中には、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希のドジャース3選手とグラウンドで談笑するシーンも。「世界一の舞台でいろんな話ができるのは非常に嬉しかった」と語った。

敵地ドジャース戦
米大リーグ・エンゼルスの菊池雄星投手が18日(日本時間19日)、敵地ドジャース戦に先発登板。5回2/3、98球を投げて3安打1失点、7奪三振4四球と好投した。打者走者と接触し、負傷するアクシデントはあったが軽傷。勝ち星はつかなかったものの6-4で勝ったチームに貢献した。この連戦中には、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希のドジャース3選手とグラウンドで談笑するシーンも。「世界一の舞台でいろんな話ができるのは非常に嬉しかった」と語った。
5回まで1失点と好投を続けていた菊池。6回1死走者なしで打者エドマンが一ゴロを放ち、一塁ベースカバーに入ったところだった。ベースを踏む際に右足をひねるような形となり、そのままエドマンと接触。転倒した。自力でベンチへ戻ったものの、2番手ブロック・バークがマウンドに上がり、菊池は降板。エンゼルスの発表によると、降板理由は右足首の負傷とされていた。
ドジャースの「1番・DH」で出場した大谷翔平に対しては3打数2安打で、5回にはこの日唯一のタイムリーを許した。菊池は今季からエンゼルスに加入。ここまで9試合に投げて防御率3.72ながらまだ初勝利がなく、10度目の登板でも白星はつかなかった。
試合後、取材に応じた菊池は軽傷であると明かし「ストレートも非常にいいボールが行っていた。ストレートで三振が増えてくると本来の自分の投球の形ができてくる」と手応えを口にした。大谷との対戦については「ミーティングではシングルヒットならOKと言っていた。彼とジャッジだけはそういう(打者)。タイムリーも打たれましたけど、流石だなという気持ちと、ホームランを防げてよかったなという気持ち」と振り返った。
大谷とヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手の2人だけは「違うカテゴリーで考えている」とも表現。「例えタイムリーだったとしても、くらいの割り切りがないと。逆に窮屈になってしまうので」とシングルOKの考えで対戦した。
この3連戦の期間中、グラウンドでドジャースの日本人3選手とも交流。「(大谷とは)お互い30代を超えてきたので、アンチエイジングの話とか、化粧水は何がいいかとか。あとは一緒にドッグランしたいねとか。後は僕の施設(菊池がプロデュースした複合野球施設:King of the Hill)の営業をしてきました」と振り返った。
菊池は1991年生まれ。2001年生まれの佐々木について「僕のことを知らないと思いますよ」と謙遜した。「ただ、こうやってみんなで集まって、世界一の舞台でいろんな話ができるのは非常に嬉しかったし、距離も近いのでこれからまたドッグランをしたいですね」と笑顔で喜んだ。
(THE ANSWER編集部)