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涙の復活V神谷そら「怪我をして…苦しい時間続いた」 18番で劇的逆転イーグル、ギャラリー騒然

女子ゴルフの国内女子ツアー・Sky RKBレディスクラシックは18日、福岡雷山GC(6489ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位タイで出た22歳の神谷そら(郵船ロジスティクス)が劇的な逆転劇で今季初優勝を果たした。1イーグル、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で回り、通算14アンダーで2023年9月以来のツアー通算3勝目。小祝さくら、金澤志奈らとの激しい優勝争いを制した。

Sky RKBレディスで優勝し、インタビューを受ける神谷そら【写真:Getty Images】
Sky RKBレディスで優勝し、インタビューを受ける神谷そら【写真:Getty Images】

Sky RKBレディス

 女子ゴルフの国内女子ツアー・Sky RKBレディスクラシックは18日、福岡雷山GC(6489ヤード、パー72)で最終日が行われ、首位タイで出た22歳の神谷そら(郵船ロジスティクス)が劇的な逆転劇で今季初優勝を果たした。1イーグル、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で回り、通算14アンダーで2023年9月以来のツアー通算3勝目。小祝さくら、金澤志奈らとの激しい優勝争いを制した。

 神谷はバーディー発進。7、8番でも1つずつ伸ばしたが、9番で痛恨のダボを叩いた。11番でもボギー。それでも諦めず、15番から3連続バーディーで猛追した。金澤、小祝と最終組3人による優勝争い。1打差で追った最終18番パー5は2オンでイーグルチャンスにつけた。

 入れれば勝ちとなる5メートルほどのイーグルパットをねじ込み、劇的な逆転V。大きなどよめきで騒然となる中、満面の笑みでキャディーとハイタッチした。グリーン脇でプロ仲間や関係者とハグ。涙を流し、歓喜に浸った。

 水色の優勝ブレザーに袖を通した神谷は、表彰式で優勝スピーチ。大会関係者やコース管理者、ギャラリーへの感謝を述べ「3日間、たくさんの応援をありがとうございました」と頭を下げた。さらに「去年、怪我をしてなかなか結果を出せず、苦しい1年でした。今年も調子がいいにもかかわらず、なかなか優勝できず苦しい時間が続いた」と苦悩を振り返り、こう続けた。

「お世話になっている先輩方が優勝しているのを見て、『頑張ろう』と思いました。この大会は何か縁があるのかと開幕前に思っていたので、結果を残せて凄く嬉しいです。今季はまだたくさん試合があるので、4勝目、5勝目を目指して頑張っていきます」

 2022年11月のプロテストに合格。ルーキーイヤーの23年に国内メジャーの日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯を含む2勝を挙げ、一躍ブレークを果たした。しかし、昨季は未勝利で低迷。メルセデス・ランク43位だったが、復活を遂げた。

(THE ANSWER編集部)



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