大谷翔平が拒否「No,No,No」 エンゼルス守護神から直接要求、その場にいた名手が告白「彼は…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地エンゼルス戦に「1番・DH」で先発した。試合前には古巣の選手らと満面の笑みで交流。親しげにハグを交わした、現役最多のメジャー通算454セーブを誇る守護神ケンリー・ジャンセンからまさかの“お願い”を受けていた。

本拠地エンゼルス戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地エンゼルス戦に「1番・DH」で先発した。試合前には古巣の選手らと満面の笑みで交流。親しげにハグを交わした、現役最多のメジャー通算454セーブを誇る守護神ケンリー・ジャンセンからまさかの“お願い”を受けていた。
大谷は声援を浴びながら左翼でキャッチボールを終えると、2023年まで6年間所属した古巣への挨拶を始めた。中堅、右翼、一塁ベンチへと歩きながら、元同僚やスタッフらと交流。打撃ケージの後ろでは、今季エンゼルスに加入したジャンセンと握手し、ハグを交わした。在籍時期は重なっていないが、球宴でチームをともにした仲だ。
ここに日本で4年間プレーした名手ルイス・クルーズ氏も合流。現在はドジャース戦のスペイン語ラジオ局で解説を務めている。ジャンセンが身振り手振りで言葉をかけると、大谷は目を丸くして大笑い。ジェスチャーを交えて楽しそうにやり取りした。
輪が解けた後にクルーズ氏を直撃取材。「元気ですか?」と慣れた日本語で記者に挨拶した。「2人とも一緒にプレーしたことがある。オオタニとは2015年、ロッ テにいた時にオールスターで一緒だった」と嬉しそう。ジャンセンは「気楽に行こうぜ。ホームランは打たないでよ」と大谷に直接要求していたという。
クルーズ氏は「オオタニは『ノーノーノー。変わらずハードなスイングをし続けるよ』と返していた」と説明。ライバルながら試合前は爽やかに冗談を飛ばし合っていた。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)