大谷翔平、放送席の沈黙招いた“技あり弾”「非現実的なパワー」 2試合連続14号…年間51発ペース「ふわっと浮いて…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地アスレチックス戦に「1番・DH」で先発。3回1死一、二塁の好機で左翼に14号3ランを放ち、リードを10-2に広げた。これに驚いたのがドジャース地元局の解説者。「逆方向への非現実的なパワーだ」とコメントしている。

3回にもう第3打席…緩い球に技術で対処
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地アスレチックス戦に「1番・DH」で先発。3回1死一、二塁の好機で左翼に14号3ランを放ち、リードを10-2に広げた。これに驚いたのがドジャース地元局の解説者。「逆方向への非現実的なパワーだ」とコメントしている。
大谷は初回先頭の打席で空振り三振に倒れたものの、2回1死一、三塁の好機に右犠飛で1打点。そしてドジャース打線の猛攻とともに、3回にも1死一、二塁で打席が回ってきた。右腕アレキサンダーが外角に投じた緩いチェンジアップを逆らわずに捉えると、高々と舞い上がった打球が左翼フェンスを越えた。
これに大興奮したのが、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況ジョー・デイビス氏だ。「オオタニが逆方向へ!客席へ飛んでいき、入ったーーー! ショウヘイ・オオタニの3ランだ! ドジャースは3イニングで10得点だ」と絶叫した。
その後、場内のどよめきを伝えるかのように約25秒間沈黙し「チェンジアップがふわっと浮いて、オオタニがそれを空中に弾き返し、そのまま飛んで行った」と続けた。これに元ドジャース選手で解説のエリック・キャロス氏は「まさに逆方向への非現実的なパワーだ」と驚きの言葉を重ねた。
大谷の本塁打は2試合連続で、5月は実に7本目。年間51発ペースとしている。
(THE ANSWER編集部)