G1ヴィクトリアマイル

　日本中央競馬会（JRA）は16日、G1ヴィクトリアマイル（18日・東京競馬場、芝1600メートル）の枠順を発表した。過去には3連単配当が2000万円を超える大波乱もあった春の古馬牝馬のNo.1マイラー決定戦。1番人気が予想されるG1馬と、名手が手綱をとる上がり馬が好対照の枠に入ったことで難解ムードに拍車がかかった。ネット上のファンからは「エグイて」「この馬番勝ちやん」といった声が上がっている。

　波乱の歴史はまたも繰り返されるのか。前走、サウジアラビアに遠征してG2を快勝し、今回1番人気が予想されるアスコリピチェーノ（牝4・黒岩）はクリストフ・ルメール騎手で8枠17番に決定。川田将雅騎手が騎乗する重賞3勝馬のクイーンズウォーク（牝4・中内田）は隣の8枠16番となり、厳しいとされる外枠からの発走となった。

　一方、上がり馬とされるダミアン・レーン騎手が跨るアルジーヌ（牝5・中内田）は2枠3番と絶好枠。武豊騎手のボンドガール（牝4・手塚）は5枠10番となった。

　難解さを増した感の牝馬G1。ネット上のファンからは「アスコリピチェーノ、クイーンズウォーク共にピンク帽　これは面白くなってきました」「ステレンボッシュ内だな アスコリピチェーノとクイーンズウォークは外　おもしろいね」「アスコリピチェーノ大外枠かー！！！！ うへー、本命にする気満々だったけどこれは悩む」「アスコリピチェーノ17番ｗｗｗｗｗｗｗｗ きっつ」「アスコリピチェーノ、VMでこの大外はエグイて」「アルジーヌの内枠はいいね」「アルジーヌ、レーンにこの馬番、勝ちやん」といった声が上がっている。

　また、大逃げで重賞勝ちがあるアリスヴェリテ（牝5・中竹）が大外の8枠18番に入り、10年前に最低人気で3着に入って3連単2000万超えの大波乱を演じた同脚質のミナレットと同じ枠番。「アリスヴェリテがミナレットしてしまう可能性も考えたほうがいいか？」といった声も上がっている。