C大阪の本拠地に現れたゲストに反響

　サッカー・J1セレッソ大阪の本拠地で見られたユニークな光景が話題を呼んでいる。11日の横浜F・マリノス戦前、レフェリーエスコートとして芸人が登場。ネット上では「日本で最も芸人の使い方が上手いプロスポーツチーム」といった声が上がるなど、ホーム集客を睨んだ独特な企画力が注目を浴びている。

　お馴染みのネタでスタジアムを沸かせた。

　試合前、レフェリーエスコートとして選手入場口から現れたのは、人気お笑いコンビのジェラードン。ピンクのボードには「勝ち抜け」の文字。切り抜かれた中央部分を、角刈り頭のアタック西本が抜ける人気のネタ「顔抜け」を披露し、観衆の笑いを誘っていた。

　お笑いの聖地・大阪を本拠地にするC大阪。ホームゲームにはこれまでも見取り図、小島よしお、霜降り明星のせいやなど、お笑いコンビやタレントがゲストとして来場。その都度、注目を浴びてきた。地元の文化を生かしたユニークな集客策はネット上で話題に。Xにはその企画力に反響が多数寄せられている。

「日本で最も芸人の使い方が上手いプロスポーツチーム」
「さすが大阪ってところ」
「海外の人みたらビックリすんだろ！」
「地元の文化・特性・アイデンティティを最もよく理解して有用しているクラブ」
「想像を平然と超えてやってのける！」

　試合はC大阪が1-0で勝利。3連勝を飾り、7位に順位を上げている。