G1レースの勝負どころで騎手から漏れた一言 異変感じた直後の行動に「泣きそうになった」の声
競馬のG1・NHKマイルカップ(3歳限定、芝1600メートル)が11日に東京競馬場で行われ、松山弘平騎手騎乗の9番人気パンジャタワー(牡・橋口)が中団から差し切りG1初制覇を飾った。日本中央競馬会(JRA)は、1番人気に推されながら14着に敗れたアドマイヤズーム(牡・友道)の鞍上、川田将雅騎手のジョッキーカメラを公開。最後の直線、馬上から漏れた言葉にファンから「分かるもんなんかな」といった声が上がっている。

G1NHKマイルカップ
競馬のG1・NHKマイルカップ(3歳限定、芝1600メートル)が11日に東京競馬場で行われ、松山弘平騎手騎乗の9番人気パンジャタワー(牡・橋口)が中団から差し切りG1初制覇を飾った。日本中央競馬会(JRA)は、1番人気に推されながら14着に敗れたアドマイヤズーム(牡・友道)の鞍上、川田将雅騎手のジョッキーカメラを公開。最後の直線、馬上から漏れた言葉にファンから「分かるもんなんかな」といった声が上がっている。
好スタートを切ったアドマイヤズーム。3番手につけて4コーナーでは手応えよく進出したかに見えたが、名手は異変を感じていたようだ。最後の直線、残り400メートルで早々と先頭に立ったものの、直後に川田は「ああ、止まる」と苦しそうな声。「んー!」と力を込めたが脚色は衰え、外と内から次々とかわされ、馬群に沈んでいった。
JRA公式YouTubeチャンネルが川田のジョッキーカメラの映像を公開すると、X上のファンからはさまざまな声が上がった。
「残り400で、あー止まるって首も振らず言ってるから、分かるもんなんだな」
「アドマイヤズームのジョッキーカメラ観て泣きそうになったなう」
「川田騎手最後の方全然ムチ叩いてなくて馬に無理させないよう走らせてるように見えるわ」
「川田が異変感じて全力で止めに行ってるね 後味悪いレースにならないならそれがいい」
アドマイヤズームはスタートしてからまもなく、右後肢を落鉄(蹄鉄が外れる)したもよう。故障につながりかねないアクシデントだっただけに、川田のパフォーマンスに納得の声も聞かれた。
(THE ANSWER編集部)