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「打点が少ないと言われた次の日に…」 大谷への厳しい指摘「何度も三振を」→4打点爆発に日本スッキリ

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、同点の9回に決勝の12号3ランを放つなど、6打数3安打4打点とチームの勝利に貢献した。前日までは本塁打を伸ばす一方で打点が16しかなく、米国のメディアからも厳しい声、擁護する声の双方が上がっていたが、わずか1日で全て解決したかのような活躍。日本のファンも留飲を下げている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

打点は一人では増やせない…擁護する声も

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、同点の9回に決勝の12号3ランを放つなど、6打数3安打4打点とチームの勝利に貢献した。前日までは本塁打を伸ばす一方で打点が16しかなく、米国のメディアからも厳しい声、擁護する声の双方が上がっていたが、わずか1日で全て解決したかのような活躍。日本のファンも留飲を下げている。

 この日の大谷は2回に左中間を破る適時二塁打で1打点。さらに11-11で迎えた9回1死一、二塁で2戦連発となる12号決勝3ランを放ち、チームを勝利に導いた。

 ただ、この試合前までは打点の少なさが米国で議論になっていた。米MLB専門局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」で「昨年我々が目撃したショウヘイ・オオタニの姿ではない」と現状に厳しい姿勢を見せたのは、米放送局「FOXスポーツ・ラジオ」などで司会を務めるスポーツキャスターのロブ・パーカー氏だ。「この男(大谷)が何度も三振しているところを目の当たりにした。ホームランでなければ打点を挙げられないんだ」と持論を展開した。

 番組ホストのブライアン・ケニー氏から「打点はチームメート(の活躍)と関係していることは分かっていますよね?」とたしなめられても、パーカー氏は自説を曲げない。「彼はアーロン・ジャッジと同じレベルにいなければならない。ジャッジは昨年以上のシーズンを過ごすだろう。オオタニはそうはならないだろう」と指摘。ケニー氏は納得がいかない様子で首を横に振った。

 パーカー氏の主張に対し、大谷を擁護したのが米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のビル・プランケット記者だ。Xで番組の映像を引用すると「打点が足りないだと? オオタニは、走者が塁上にいる打席が43回しかない。167人もの打者がそれ以上だ。得点圏に走者がいる打席はたったの21回だ。197人もの打者がそれ以上だ」と、打点を稼ぐ機会がなかったと指摘した。

 日本のファンからも大谷の打点の少なさを指摘する声は少なくなかったが、この日はたった1試合で4打点。ファンからはX上に「打点の少なさを取り上げられた途端4打点する大谷さんにも笑う」「あとは打点が10位以内に入れば完璧な見栄え」「大谷翔平、打点少なすぎやねん言うてすまん」「打点が少ないだのなんだの言われた次の日に打点も稼いでましてや値千金だもんな」と、状況の急変に驚く声が並んだ。

(THE ANSWER編集部)



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