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ド軍に打率.417の新風 泥だらけ韓国キム・ヘソンに監督感銘「エネルギーが好きだ」「私たちになかった」

米大リーグのドジャースは7日(日本時間8日)、敵地でマーリンズと対戦し、10-1で大勝した。「8番・中堅」で先発出場したキム・ヘソン内野手が4打数2安打、1打点1得点と活躍。3日(同4日)にメジャーデビューを果たしてから、打率.417と好調をキープしている。デーブ・ロバーツ監督も「とても感銘を受けている。彼の集中力のレベル、エネルギーが好きだ」と絶賛した。

マーリンズ戦に出場したキム・ヘソン 【写真:ロイター】
マーリンズ戦に出場したキム・ヘソン 【写真:ロイター】

敵地マーリンズ戦

 米大リーグのドジャースは7日(日本時間8日)、敵地でマーリンズと対戦し、10-1で大勝した。「8番・中堅」で先発出場したキム・ヘソン内野手が4打数2安打、1打点1得点と活躍。3日(同4日)にメジャーデビューを果たしてから、打率.417と好調をキープしている。デーブ・ロバーツ監督も「とても感銘を受けている。彼の集中力のレベル、エネルギーが好きだ」と絶賛した。

 ユニホームを泥だらけにしながら、塁上で満面の笑みを浮かべた。1-0で迎えた7回1死一、二塁の場面。キム・ヘソンは低めのスライダーをうまく拾った。一、二塁間を破る右前適時打。送球間に激走し、ヘッドスライディングで二塁まで到達した。その後は3番フリーマンの三塁打で生還。8回にも右翼へこの日2本目の安打を放ち、打率を.417に上げた。

 守備ではデビュー5戦目にして初めて本職ではない中堅で先発出場。右翼手のパヘスと接触しそうになる場面もあったが、後方への大飛球も難なくキャッチするなどそつなくこなした。7回からは二塁へスイッチ。9回先頭のサイモンの内野安打を必死に処理するも、一塁送球が大きく逸れて進塁を許し、失策が記録された。

 この3連戦は全試合に先発し、12打数5安打2打点。2盗塁と3得点も記録し、打率.417と好調を維持している。牽制死や失策など課題も見えたが、ロバーツ監督は試合後の囲み取材でキム・ヘソンの活躍を絶賛。「とても感銘を受けている。型にはまらない打席、スイング、コンタクト力、スピード、ダイナミックさ。私たちにあまりなかったようなものだ」と新鮮な風をもたらしているとした。

 さらに「彼の集中力のレベル、エネルギーが好きだ」と称賛。「彼は明日もいるだろう」と8日(同9日)からの敵地ダイヤモンドバックス4連戦でも帯同を明言した。試合前には客席からのサインの要望に気さくに応じ、数分間ファンサービスをしていた26歳。韓国人ルーキーの大舞台での挑戦は好調な滑り出しを切った。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)



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