敵地マーリンズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日（日本時間7日）、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で先発。3-4の7回1死一塁から適時二塁打を放った。直前の際どいボール判定に球場からはブーイング。敵地放送席は「非常に不満が溜まる」と納得いかない様子だった。

　7回1死一塁。大谷はカウント1-2から高めの際どい球を見送ると、次の、外角への際どい球も手を出さなかった。いずれもボール判定で球場からはブーイング。中継では、ベンチから何か言葉を放つマーリンズのクレイトン・マッカロー監督の姿も映された。最終的に、フルカウントから大谷がライトへの適時二塁打を放ち、ドジャースが同点に追いついた。

　米フロリダ州地元局「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・フロリダ」の放送席では、実況「オオタニから2度も三振を奪えていたはずなので、非常に不満が溜まります」と伝えると、解説も「かなりイライラしてしまいますね。急に、オオタニが打てる球を投じてしまった。それをコーナーへかっ飛ばされました」と同調していた。