[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「武豊の上手さが際立つなぁ」 天皇賞・春でドラマ、8着馬の騎手カメラに映っていた名手の駆け引きに反響

競馬のG1天皇賞・春(芝3200メートル)が4日に京都競馬場で行われ、短期免許で来日中のダミアン・レーン騎手の1番人気ヘデントール(牡4・木村)が直線抜け出して優勝。G1初制覇を果たした。日本中央競馬会(JRA)は恒例のジョッキーカメラを公式YouTubeチャンネルで公開し、その中に映っていたレーンと日本の名手による道中の駆け引きに注目が集まった。ネット上の競馬ファンから「コース取りの上手さが際立つ」「さすがといった騎乗」といった声が上がっている。

天皇賞・春を制したヘデントール(中央)【写真:産経新聞社】
天皇賞・春を制したヘデントール(中央)【写真:産経新聞社】

G1天皇賞・春

 競馬のG1天皇賞・春(芝3200メートル)が4日に京都競馬場で行われ、短期免許で来日中のダミアン・レーン騎手の1番人気ヘデントール(牡4・木村)が直線抜け出して優勝。G1初制覇を果たした。日本中央競馬会(JRA)は恒例のジョッキーカメラを公式YouTubeチャンネルで公開し、その中に映っていたレーンと日本の名手による道中の駆け引きに注目が集まった。ネット上の競馬ファンから「コース取りの上手さが際立つ」「さすがといった騎乗」といった声が上がっている。

 際どい攻防が繰り広げられていた。G1恒例となっているジョッキーカメラ。JRAが公開したのはブローザホーンの菅原明良騎手のものだった。同馬は道中8、9番手で追走。鞍上のカメラには1周目の1コーナー過ぎから、1列前で内ラチ沿いをぴったり進んだヘデントールと、それをマークするように武豊騎手のショウナンラプンタが外で並んで追走する様子が見えた。

 2頭はバックストレートでは馬体を併せた。3コーナー前でのジャスティンパレスのまくりには動じなかったが、レーンが外に持ち出そうとするところで、武がそれを“ブロック”するように抵抗。3コーナーからの坂の下りで、先に武が仕掛けて先団目がけて上がっていった。ようやく進路ができたレーンもスパートを開始。一旦先頭に立った武を最後はレーンが外からかわし、さらにビザンチンドリームが追い込んだ。武は3着となったが、見応えある攻防が繰り広げられた。

 映像を見たファンからは「ブローザホーンのジョッキーカメラ見たら武豊のコース取りの上手さが際立つなぁ レーンを外に出させずに内を突くか自身の後ろから大外回すしかないように仕向けてる」「ブローザホーンの菅原明良のカメラでヘデントールの動きがよくわかる。3~4角でもレーンが慌てず追い出しを我慢して、さすがといった騎乗」「レジェンドが仕掛ける淀の3-4角はやっぱ華があるよ」「ブローザホーンのジョッキーカメラで見ても武豊騎手上手すぎたな ヘデントールにぴったり馬体つけて外出せないようにして4コーナーで仕掛けていく」といった感嘆の声が上がっている。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
CW-X
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集