山本由伸は「それでも最高の状態ではない」 ド軍同僚から相次ぐ賛辞、指揮官も「制球力は…」
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は2日(日本時間3日)、敵地ブレーブス戦に先発し、6回1安打無失点の快投で2-1の勝利に貢献。今季4勝目を挙げた。圧倒的な投球内容に、同僚や監督からは「彼本来の状態に戻っている」「野球界最高の1人」などと絶賛の声が集まった。

敵地ブレーブス戦
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は2日(日本時間3日)、敵地ブレーブス戦に先発し、6回1安打無失点の快投で2-1の勝利に貢献。今季4勝目を挙げた。圧倒的な投球内容に、同僚や監督からは「彼本来の状態に戻っている」「野球界最高の1人」などと絶賛の声が集まった。
山本は2回、先頭マーフィーの強烈なピッチャー返しを受ける危機一髪のシーンもあったが、瞬時の反応で好捕した。その後は5回まで相手打線を無安打に抑える見事な投球内容を披露。6回にはライリーに二塁打を浴びて初安打を許したが、冷静に後続を抑えきった。
見事勝利に貢献した山本には、同僚たちからも絶賛の言葉が相次いだ。米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」は試合後番組でベッツのインタビューを中継。ベッツは「ヨシが僕たちを力づけてくれた。ヨシはヨシらしいことをしていたね」とコメント。「我々にはヨシがいる。ヨシが素晴らしい投球を見せてくれたね」と絶賛した。
また9回に登板したフィリップスは試合後、「彼が今夜の試合を支配していた。それでも最高の状態のヤマではないとさえ思うよ。クレイジーだよね」と山本のさらなる成長に期待を寄せた。「ルーティンや態度、才能について話すなら、間違いなく彼は野球界最高の1人だ。見ていて楽しいよ」と最大級の賛辞を送っている。
さらに、ロバーツ監督も試合後、「今日のスプリットは冴えわたっていたと思う。制球力は彼本来の状態に戻っている」と山本を称賛。4月26日(同27日)に行われた前回登板のパイレーツ戦では、今季ワーストの5回3失点と振るわなかったが、「今日は制球力が戻り、スプリットが効果的だった」と高い修正力に舌を巻いていた。
(THE ANSWER編集部)