マンシー1号に喜ぶフリーマンの行動

　米大リーグ・ドジャースは4月30日（日本時間5月1日）、本拠地でマーリンズに12-7で5連勝を飾った。大不振に陥っていたマックス・マンシー内野手が今季1号ソロ。ベンチがお祭り騒ぎとなる中、拳を突き上げて噛み締めたフレディ・フリーマン内野手は「彼は素晴らしかったね」と語った。

　天を見上げ、喜びを分かち合った。0-0の2回2死走者なし。長距離打者のマンシーが快音を響かせた。先発右腕クワントリルからバックスクリーンへ先制ソロ。球場もベンチもお祭り騒ぎだ。その中で目立ったのはフリーマン。目を閉じながら天を見上げ、両手を突き上げた。苦しみを知るからこそ自分のことのように大喜び。感情を噛み締めていた。

　このシーンの画像がXで拡散する中、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」が試合後のフリーマンのインタビュー動画を公開。「（マンシーは）素晴らしかったね。みんなマックスはマックスらしくしてくれると思っていた。彼が1本目を打って、せき止めていたものが開くことを願っている」と告白した。仲間思いで漢気のある主砲。6回に右越えの5号2ランでマンシーに続いた。

　マンシーは試合前の時点で打率.180と極度の打撃不振に。米ファンから野次を浴びるなど苦しんでいた。大谷翔平は「1番・DH」で4打数1安打1盗塁、3得点で勝利に貢献した。