ドジャースVSマーリンズ

　米大リーグ・ドジャースは4月30日（日本時間5月1日）、本拠地でマーリンズに12-7で5連勝を飾った。大谷翔平投手は「1番・DH」で4打数1安打1盗塁、3得点で勝利に貢献。2022年に16勝を挙げた右腕トニー・ゴンソリンは、2季ぶりの登板で6回6安打9奪三振、無四球3失点で復活の白星を挙げた。デーブ・ロバーツ監督は「本当に素晴らしい投球だった」と高評価している。

　ゴンソリンが復活した。スプリットやスライダーを駆使しながら3回まで無失点。4-0の4回にはストワーズに中越え2ランを浴びたが、6回3失点で踏ん張った。味方の援護で今季初勝利だ。

　トミー・ジョン手術を受け23年8月以来の登板。米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」は試合後会見を中継し、ロバーツ監督は「彼は今の自分に、人間としても野球選手としても、とても自信を持っていると思う。だから、この瞬間が彼にとって大きすぎることはない」と労った。

　スネル、グラスノーの先発ローテ2人が離脱し、早くも先発不足が嘆かれる投手陣。指揮官は「最初の登板はこんな感じではなかった。でも、時間が経っても彼は冷静に受け止めた。今日は本当に素晴らしい投球だった」と納得し、マイナー調整の期間を踏まえて称えた。