山本由伸に感じた疑問「態度が欠けていると…」 ホテルで2時間、「別人」に変えたド軍33歳の言葉
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は移籍2年目を迎え、6試合に登板し3勝2敗。防御率1.06は両リーグトップとエースの活躍を見せている。地元紙が、移籍2年目の進化を分析する記事を掲載。この中で33歳のエンリケ・ヘルナンデス内野手が山本と2時間話し合った昨年のエピソードを特集した。

ロサンゼルス・タイムズが特集
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は移籍2年目を迎え、6試合に登板し3勝2敗。防御率1.06は両リーグトップとエースの活躍を見せている。地元紙が、移籍2年目の進化を分析する記事を掲載。この中で33歳のエンリケ・ヘルナンデス内野手が山本と2時間話し合った昨年のエピソードを特集した。
米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「ヨシノブ・ヤマモトは、2年目でどのようにして彼の試合を新たなレベルに引き上げたのか」と題した記事を掲載。キケの愛称で親しまれているヘルナンデスは山本の才能を買っている半面、「メジャーリーグのスターとしての威勢のいい、あるいは少なくとも自己主張の強い態度が欠けていると感じずにはいられなかった」と性格面で疑問を感じていたという。
昨年10月、パドレスとの地区シリーズ第1戦に先発した山本だったが、3回5失点でKOされた。その2日後、キケは「休日に、ヤマモトと1対1で会話する機会を求めた」とし、「球団のホテル1階のスターバックスで、両選手の代理人を務めるワッサーマン・メディア・グループの通訳とともに、約2時間にわたってヤマモトと話したのだ」と紹介した。
「とにかく彼の考えを聞きたかったんだ」と話し、「自身の投球にあまり自信がないように感じた」「投げたくない球を投げている時と、全力を注いでいる球を投げる時では、自信が違う」と率直な指摘をしたという。