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菅野智之、オ軍同僚に最大級の敬意示す 「フィールドに留まった」米記者注目、5回終了後に好守称える行動

米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は28日(日本時間29日)、本拠地ヤンキース戦に先発登板した。5回には特大の当たりでヒヤリとさせられるも、味方の“ホームランキャッチ”もあって無失点。米記者は直後の菅野の行動に注目している。

ヤンキース戦で先発したオリオールズの菅野智之【写真:ロイター】
ヤンキース戦で先発したオリオールズの菅野智之【写真:ロイター】

本拠地オリオールズ戦

 米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は28日(日本時間29日)、本拠地ヤンキース戦に先発登板した。5回には特大の当たりでヒヤリとさせられるも、味方の“ホームランキャッチ”もあって無失点。米記者は直後の菅野の行動に注目している。

 最大級の敬意を示した。4-0とリードして迎えた5回2死一塁の場面で対峙したのは4番ポール・ゴールドシュミット。カウント2-0から3球目の高めの直球をはじき返され、打球はバックスクリーンに向かって高々と上がった。背走した中堅手のセドリック・マリンズはフェンスを背にしてジャンプ。伸ばしたグラブにボールは収まり、この回も無失点で切り抜けると、菅野はベンチに引き揚げることなく、キャップをとって殊勲のマリンズを出迎えた。スタンドのファンもスタンディングオベーションだった。

 米メリーランド州地元紙「ボルチモア・サン」のオリオールズ番マット・ワイリック記者はこのシーンに注目。自身のXに「オリオールズのトモユキ・スガノはヤンキース戦で、5つのスコアレスイニングを守るためにホームランを奪った外野手のセドリック・マリンズとハイタッチするためにフィールドに留まった」とつづって動画を公開し、菅野の行動を紹介した。

 このビッグプレーで菅野は5回を投げ切り、5安打無失点、8奪三振の好投で“お役御免”。リリーフ陣が3失点したものの、最後はクローザーのバティスタが締めてチームは4-3で勝利。菅野は今季3勝目を挙げた。

(THE ANSWER編集部)

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