F1角田裕毅と交代で復調したローソン、20歳元同僚も感じた手応え「ユウキのように僕を後押しして…」
自動車レースのF1は、20日(日本時間21日)に第5戦サウジアラビアグランプリ(GP)の決勝を行い、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の優勝で幕を閉じた。角田裕毅(レッドブル)が1周目にリタイアした一方、元同僚で20歳のアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は10位に入り、ポイントを獲得。日本GPから同僚となったリアム・ローソンの走りに言及し「間違いなく僕を後押ししてくれている」と称賛している。

F1サウジアラビアGP
自動車レースのF1は、20日(日本時間21日)に第5戦サウジアラビアグランプリ(GP)の決勝を行い、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の優勝で幕を閉じた。角田裕毅(レッドブル)が1周目にリタイアした一方、元同僚で20歳のアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は10位に入り、ポイントを獲得。日本GPから同僚となったリアム・ローソンの走りに言及し「間違いなく僕を後押ししてくれている」と称賛している。
14番グリッドからスタートしたハジャーは1周目で11位に上がり、一時は8位を走行。ピットインのタイミングで10位に下がったものの、その後は前を行くアレックス・アルボン(ウイリアムズ)と互角の走りで食い下がった。最終的にオーバーテイクまでには至らなかったが、そのまま順位をキープし、10位でポイントを手にした。
モータースポーツ専門サイト「motorsport.com」は「アイザック・ハジャー:リアム・ローソンは『間違いなくユウキ・ツノダがかつてしていたように、僕をプッシュしている』」との見出しで記事を掲載。本文ではハジャーが「今週末の彼は本当にとても速かった」とローソンについて語ったうえで「予選では、マシンの性能を最大限に引き出してくれた。彼は確実に強くなっているし、ユウキ(ツノダ、かつての彼のチームメート)が僕をプッシュしてくれたように、僕をプッシュしてくれている」とチームとしてうまく回っていることを喜んだ。
一方、12位だったローソンは「残念ながら、今日の僕の戦略はうまくいかず、レース中ずっとオーバーテイクばかりだった」と嘆いた。記事では「『これまでで僕たちの中では最速だと思うが、残念ながらまだ十分ではない』とローソンは語り、完全に調子が整ったかと問われると、『そうだと思う。昨日は明らかにトップチームのような速さはなかったから、マイアミに向けて改善するつもりだ』と続けた」と、ローソンが復調に手応えをつかんでいることを伝えている。
(THE ANSWER編集部)