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佐々木朗希が直面している「真の試練」 初勝利へロバーツ監督が送るアドバイス「過大評価しすぎ」

米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、まだ初勝利に恵まれない佐々木朗希投手へエールを送った。「自信をもってマウンドに上がってほしい」「MLB選手を過大評価しすぎているのかも」と、メンタル面で一皮むければさらに成長できるとした。「ABEMA」が21日に配信した監督直撃企画「おはようロバーツ」の中で答えている。

佐々木朗希【写真:Getty Images】
佐々木朗希【写真:Getty Images】

「ABEMA」の自宅直撃企画、指揮官見た佐々木の現状

 米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、まだ初勝利に恵まれない佐々木朗希投手へエールを送った。「自信をもってマウンドに上がってほしい」「MLB選手を過大評価しすぎているのかも」と、メンタル面で一皮むければさらに成長できるとした。「ABEMA」が21日に配信した監督直撃企画「おはようロバーツ」の中で答えている。

 今季、ポスティングシステムを利用してドジャース入りした佐々木は、ここまで5試合に先発し0勝1敗、防御率3.20。制球に苦しむ場面が目立ち、19日(日本時間20日)のレンジャーズ戦では、速球の平均球速が94.7マイル(約152.4キロ)にとどまるなど、適応に苦労している面もみられる。

 佐々木の現状についてロバーツ監督は「ロウキはヨシノブの投球を良く見ることが大切だと思う」と1年早く海を渡った先輩を見習っては、とアドバイスする。「彼らの球種や配球が似ているから」と、ともに直球と縦に落ちるスプリットを武器にするスタイルが近いとみているようだ。

 大リーグ移籍2年目となる山本は今季、5試合に先発し3勝1敗、防御率0.93という好成績を残している。防御率はナ・リーグ2位。29回を投げて38三振を奪う圧倒的な投球を続けている。現状2人の成績に差がついている理由を指揮官は「ロウキはストレートがストライクゾーンに入らなかったり、スプリットがボールになったりするから。それじゃ打者は振らない」とシビアに分析している。

 それも、期待の裏返しだ。「彼のことをサポートしたいと思っているから『自信を持ってマウンドに上がってほしい』と伝えた。彼は投手として非常に良いものを持っているから、私もチームメイトも信頼している」と続けた。

 さらに「彼はMLB選手を過大評価しすぎているのかもしれない。慎重になりすぎている時があるから、闘ってほしい。朗希にとって今の状況は初めて直面する真の試練。逆境から逃げずに闘う姿を見せてほしい」と、熱い言葉で背中を押している。

(THE ANSWER編集部)



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