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思わぬ敗戦で「何も考えられなかった」 ジークスター東京、新リーグのプレーオフへ見えた課題【ハンドボール】

日本ハンドボール新リーグ「リーグH」のジークスター東京は19日、東京・墨田区総合体育館(ひがしんアリーナ)で福井永平寺ブルーサンダーに25-27で敗れた。プレーオフ進出は決定はしているものの、今季2敗目。まさかの結果にCB東江雄斗は「何も考えられなかった」と試合後に振り返った。

ジークスター東京のCB東江雄斗【写真:中戸川知世】
ジークスター東京のCB東江雄斗【写真:中戸川知世】

ハンドボール新リーグ「リーグH」で今季2敗目となったジークスター東京

 日本ハンドボール新リーグ「リーグH」のジークスター東京は19日、東京・墨田区総合体育館(ひがしんアリーナ)で福井永平寺ブルーサンダーに25-27で敗れた。プレーオフ進出は決定はしているものの、今季2敗目。まさかの結果にCB東江雄斗は「何も考えられなかった」と試合後に振り返った。

 東京は開始早々に先制を許した一方、攻撃ではシュートを決めきれず。開始4分でようやく1点目を奪ったが、オーバーステップを連発するなど細かいミスが目立った。スカイプレーで観客を沸かせる瞬間はあったものの、勢いに乗り切れず。後半には、得点ごとに全員で雄叫びを上げる福井に3点のリードを許す展開。チームに焦りが見える中、元日本代表主将の東江が華麗なステップで2得点。残り5分で同点に追いついたものの、残り30秒でLB部井久アダム勇樹が3度目の退場で失格となり、最後は競り負けた。

 怪我のため自身は約4か月ぶりの復帰戦となった東江は「気合を入れながらやっていた」。個人としての出来は「勝ってないので100点はあげられないですけど、60、70点ぐらい」と最後の粘りのプレーを評価した。その一方で、チーム全体としてシュートミスなど詰めの甘さが露わになった一戦に「試合が始まってからずっと波に乗れず、相手のリズムに合わせてしまった。ずっとすっきりしないまま60分終えてしまった」と悔しさを滲ませた。試合終了直後には「何も考えられなかった」と負けを信じられなかったと振り返った。

 ホームのひがしんアリーナでは最終戦。土曜に詰めかけた観客の目の前で、リーグ7位の福井に対して苦杯を喫したことに東江は「1人1人反省しないといけない」と吐露。その上で「一人ひとりがこの負けた瞬間から次の試合に向けて切り替えて、60分通して目の前の相手に負けないこと、絶対勝つことをやっていかなければならない。今こそチームが一つになるとき」とすでに気持ちは切り替わっている。「プレーオフに最高潮にできるよう、体も心もベストな状態にもっていきたい」と意気込んだ。

 次戦は26日に埼玉・富士見市立市民総合体育館で大崎オーソル埼玉と対戦。前回の対戦ではホームで引き分けとなった相手にどんな試合を見せられるか。レギュラーシーズンは残り5試合。少しでも勝ちを積み重ね、好条件でプレーオフを迎えたいところだ。

(THE ANSWER編集部・横田 美咲 / Misa Yokota)



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