香港最強馬との0.01馬身差、衝撃の「mm」数を海外解明 日本G1馬“史上最少”にファン「一生語り継ぎたい」
現地5日、アラブ首長国連邦(UAE)のメイダン競馬場で行われたG1ドバイターフ(芝1800メートル)で日本馬ソウルラッシュ(牡7・池江)が国際G1初勝利の快挙を成し遂げた。ゴール寸前でG1・10勝の香港最強馬・ロマンチックウォリアー(騙7・シャム)を差し切る大金星。主催者側は「0.01馬身差」だったことを発表していたが、海外メディアが10000分の1秒単位での着差を解明すると、日本人ファンから「限りなく同着に近い」「一生語り継ぎたい」といった反響が寄せられている。

G1ドバイターフ
現地5日、アラブ首長国連邦(UAE)のメイダン競馬場で行われたG1ドバイターフ(芝1800メートル)で日本馬ソウルラッシュ(牡7・池江)が国際G1初勝利の快挙を成し遂げた。ゴール寸前でG1・10勝の香港最強馬・ロマンチックウォリアー(騙7・シャム)を差し切る大金星。主催者側は「0.01馬身差」だったことを発表していたが、海外メディアが10000分の1秒単位での着差を解明すると、日本人ファンから「限りなく同着に近い」「一生語り継ぎたい」といった反響が寄せられている。
何度見ても優劣がつけられないほどの僅差だ。
やや縦長の隊列で流れたレース。最後の直線に入るとまずロマンチックウォリアーが抜け出した。中団で構えたソウルラッシュがクリスチャン・デムーロ騎手の叱咤に応えて鋭く追い込み、ほぼ並んだところでゴール。長い長い写真判定の結果、ソウルラッシュが差し切っており1着となった。
主催者側は両馬の着差を「0.01馬身」としていたが、海外競馬専門メディア「アイドル・ホース」公式Xは判定写真を解明。「ドバイターフでの、ソウルラッシュとロマンチックウォリアーの公式着差は0.0006秒、つまり8ミリメートルだ!」とつづって、画像を公開した。
これには日本人競馬ファンも驚くばかり。さまざまな声が上がった。
「目視では限りなく同着に近い。1800m走ってこの結果はすごい」
「ミリの世界が競馬界にもあるんだ」
「これもう同着とほぼ変わらない」
「この瞬間の為に陣営が日々積み上げて来たものは凄く尊い」
「世界最強・ロマンチックウォリアーとの激戦、ソウルラッシュの8mmを一生語り継ぎたい」
「同着って言われても納得なレベル」
「エイシンワシントンとフラワーパークよりさらに小さい」
「天秋2008を遥かに超えてきやがった」
日本競馬のG1における着差としては1996年スプリンターズSのフラワーパークとエイシンワシントン、さらに2009年同レースのローレルゲレイロとビービーガルダンの「1センチ」が最少とされているが、今回はそれを超える僅差となった。