大谷翔平が試合前に生み出していた異様な光景 目撃した米記者「落ち着いたカオス」と驚き
米大リーグ・ドジャースは15日、東京ドームで巨人とプレシーズンゲームで対戦した。試合前の練習で大谷翔平投手が登場すると、記者席の前で生まれた異様な光景に米記者は「落ち着いたカオス」と驚いていた。

巨人とプレシーズンゲーム
米大リーグ・ドジャースは15日、東京ドームで巨人とプレシーズンゲームで対戦。大谷翔平投手は「1番・DH」でスタメン出場し、第2打席で日本凱旋を飾る豪快な2ランを放つなど2打数1安打2打点1四球で退いた。試合はドジャースが3本の本塁打攻勢を演じ、5-1で快勝。試合前の練習では、大谷が生んだ異様な光景に米記者が「落ち着いたカオス」と驚いていた。
巨人に続いて行われた試合前練習。一挙手一投足に注目を浴びながらグラウンドに姿を現した大谷は大歓声を浴びながらグラブを持ち、レフトへ。三塁側に設けられた防球ネットに向かい、ネットスローを行うと席を立った観客がどんどん三塁側に集結し、一部エリアが通行困難に。警備員が「通路になっているので、お席で観戦をお願いします」と呼びかけた。多くのファンがスマホを持って大谷の様子を撮影した。
これを間近で見ていたのは、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者。自身のXで実際の映像を公開し、文面では「ショウヘイ・オオタニが練習すると、東京ドームのファンはスマホを手に三塁側に押し寄せた。ドジャースのオーナーのマーク・ウォルターがコンコースで混雑状況を確認している。警備員が通り過ぎ、多分、人々に立ち去るようにアナウンスしているのだろう。今まで見た中で最も落ち着いたカオスだ」と記していた。
14日の練習日には、米スポーツメディア「スポーティング・トリビューン」のCEOアラシュ・マルカジ氏が東京Dのグッズ売り場周辺でしっかりと列をつくり、順番に進むファンの様子に注目。自身のXで動画を公開すると、「列に並んでると一層行儀よく見えるね」「日本大好き。素晴らしい文化だよ。尊敬する」とマナーを称賛する声が上げられていた。
(THE ANSWER編集部)