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佐々木朗希の武器は“マシンすら欺く”脅威の1球 米分析家「ナックルの域。極めて予測難しい」

米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手が11日(日本時間12日)、ガーディアンズとのオープン戦に先発登板。4回1安打無失点の好投を見せた。米投球分析家ロブ・フリードマン氏は、まだメジャーデビューしていない佐々木の宝刀スプリットを「球界最高」だと絶賛している。

ガーディアンズとのオープン戦で4回無失点と好投した佐々木朗希【写真:ロイター】
ガーディアンズとのオープン戦で4回無失点と好投した佐々木朗希【写真:ロイター】

ガーディアンズ戦で4回1安打無失点

 米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手が11日(日本時間12日)、ガーディアンズとのオープン戦に先発登板。4回1安打無失点の好投を見せた。米投球分析家ロブ・フリードマン氏は、まだメジャーデビューしていない佐々木の宝刀スプリットを「球界最高」だと絶賛している。

 フリードマン氏は、米スポーツ専門局「ESPN」のポッドキャスト番組「ベースボール・トゥナイト」に出演。ホストの同局バスター・オニール記者が「昨秋にメジャー球団の幹部たちと話をしたら、彼のスプリットについていつも話していたよ」と紹介。他の選手のスプリットと何が違うのか聞かれたフリードマン氏は、このように説明した。

「日本人投手の中でも最高クラスの剛速球を持つ選手だけど、みんなスプリットについて話すのが面白い。彼のスプリットは回転数が極端に低い。ナックルボールの域に近いんだ。だから予測が極めて難しい。時にスライダーやカットボールのような変化をする。また時には、従来通りのスプリットのように落ちるんだ」

 佐々木はガーディアンズ戦でもスプリットで三振を奪っていた。現地の中継ではスライダーと実況されていたが、フリードマン氏は自身のXで間違いなくスプリットだと指摘。その原因は特殊な変化にあるようで、「WBCのトラッキングシステムでもカットボールと出ていたけど実際にはスプリットだった。スライダーの表示も同様だ。だから、彼はこの1球でいろんな事ができる」とマシンすら欺くような脅威を説明した。

 この日の試合後にデーブ・ロバーツ監督が19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕第2戦で佐々木を先発起用すると明言。まだメジャーデビューはしていないもの、フリードマン氏は「このスプリットが今年の球界最高の球になっても驚かない。軽々しく言っているわけではないよ」と手放しで称賛していた。

(THE ANSWER編集部)



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