大谷翔平も思わず顔しかめる158キロ “最弱球団”の24歳右腕を「先発ローテ入れないと」米期待
米大リーグ・ホワイトソックスは8日(日本時間9日)、米アリゾナ州キャメルバックランチでドジャースとオープン戦を行った。大谷翔平投手ら主力選手から三振を奪った、24歳のシェーン・スミス投手が話題に。米ファンからは「彼は本物だ」「既に今季最高の瞬間」などと反響が集まっている。

ホワイトソックス―ドジャース戦
米大リーグ・ホワイトソックスは8日(日本時間9日)、米アリゾナ州キャメルバックランチでドジャースとオープン戦を行った。大谷翔平投手ら主力選手から三振を奪った、24歳のシェーン・スミス投手が話題に。米ファンからは「彼は本物だ」「既に今季最高の瞬間」などと反響が集まっている。
初回からエンジン全開だった。ホワイトソックスの先発右腕スミスは初回、「1番・DH」で出場した大谷と対戦。カウント2-2から98.4マイル(約158.4キロ)の高めのストレートで空振り三振を奪った。ベンチに戻る大谷も思わず顔をしかめた。続くムーキー・ベッツ内野手には安打を許したが、フレディ・フリーマン内野手を空振り三振、ウィル・スミス捕手からも見逃し三振を奪い、ドジャースの主力選手を圧倒した。
MLB公式Xが「初回にシェーン・スミスがショウヘイ・オオタニ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスから奪三振」と題して動画を公開。米ファンからは「彼は本物だ」「ワールドシリーズだ」「いい若手だね」「先発ローテ入れないと」「シカゴの未来だ」「ホワイトソックスファンにとって、既に今季最高の瞬間だな」などと絶賛する声が上がっている。
ホワイトソックスは昨季、ア・リーグ中地区で121敗という歴史的な惨敗を喫してシーズンを終えた。シーズン後にはオーナーの署名入りで謝罪文を公開する事態に。スミスの快投にファンは期待に胸を膨らませていた。試合は5-2でホワイトソックスが勝利した。
(THE ANSWER編集部)