大谷翔平と自身を比較、大学生の発言で大論争 敵地NY記者すら「同意しない」 アメフト有望株に
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は昨季、史上初の「50本塁打&50盗塁」を達成するなど歴史的なシーズンを過ごし、今季は投手としての復帰を目指している。そんな中、身体能力豊かなアメフト選手が大谷と自身を比較する発言をして、大論争に発展。ドジャースの敵地にあたるニューヨークの敏腕記者も「誰も同意しない」と反応していた。

トラビス・ハンターの発言が話題に
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は昨季、史上初の「50本塁打&50盗塁」を達成するなど歴史的なシーズンを過ごし、今季は投手としての復帰を目指している。そんな中、身体能力豊かなアメフト選手が大谷と自身を比較する発言をして、大論争に発展。ドジャースの敵地にあたるニューヨークの敏腕記者も「誰も同意しない」と反応していた。
大谷について言及したのはコロラド大のアメフト選手、トラビス・ハンター(3年)だ。ワイドレシーバーとコーナーバックの攻守二刀流でプレー。NFLでも両面で活躍することを目指しており、昨季は全米で最も優れたカレッジフットボール選手に贈られる「ハイズマン賞」に選出された有望株だ。
ハンターは、現地時間2月27日から行われている米プロフットボール(NFL)のドラフト候補生の運動能力などをテストする「NFLスカウティングコンバイン」に出場。米全国紙「USAトゥデー」が報じたところによると、そこで大谷と自身の二刀流どちらが難しいかを問われ「おそらく僕のフットボールでのプレーの方(が難しい)。体に負担がかかるからね」と語ったという。
さらに「オオタニは素晴らしい選手だ」と野球界の二刀流を称賛した上で「フットボールでは多くのことをしなくてはならない」とアメフト界の二刀流の方が難しい理由を挙げた。
この発言は、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」公式Xが「フットボールで二刀流の選手になるのは、野球でショウヘイ・オオタニが二刀流の才能を発揮するよりも難しいと思う?」と呼びかけるなど大きな話題に。米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者もXで「いや。正気な人であれば誰も同意しない」と反応するほどだった。
大論争にまで発展したハンターの発言。ネット上の反応を見る限り、米国ではハンターの発言を支持しない層が多数派となっているようだ。
(THE ANSWER編集部)