最速&最強の中谷潤人が完成「絶好調です」 完璧バンタム級ボディーで計量パス「心もベスト」

「不安要素」こそ見どころ「注目してもらっている」
「今回は特に相手が大きい選手なので、そういったところの不安要素というか、『どう戦うのか』というところを注目してもらってる。一つの評価をしてもらえる部分だと思うので、そこも含めて圧倒する、KOするシーンをお見せできたらなと。練習の段階で意識してきたし、あとは発揮するだけです」
KO勝ちなら4戦連続。過去にダウン経験がない相手との全勝同士の一戦へ、新愛称「ビッグバン」通りのド派手なKOが期待される。
「状況によりますが、近距離でも遠距離で戦える準備をしてきたので、しっかり相手の嫌がるところにつけ込んでいきたい。今回は特に練習段階からよりスピードが上がった感じがあるので、そこのスピード感を見てもらえたら嬉しい。スピードが早くなった分、(スピードの)合わせるタイミングが増えた。そういったところでKOするシーンを生み出せていると思います」
過去最速、最強の中谷が見られそうだ。
○…同興行では、WBA世界バンタム級王者・堤聖也(角海老宝石)が、同級4位・比嘉大吾(志成)と初防衛戦を行う。WBOアジアパシフィック(AP)同級王者・那須川天心(帝拳)は、119ポンド(約53.98キロ)契約ノンタイトル10回戦で前WBO同級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)と対戦。他の同級世界王座はIBFに西田凌佑(六島)、WBOに武居由樹(大橋)が就き、日本人が主要4団体を独占している。
(THE ANSWER編集部)