ポッドキャスト番組に出演

　昨年13勝を挙げ、米大リーグ・ドジャースの世界一に貢献した投手が大谷翔平投手の素顔を語っている。オフにFAとなり、タイガースと2年3500万ドル（約53億1500万円）で契約を結んだジャック・フラハティ投手が米番組に出演。大谷がクラブハウスでやっていたある行動を絶賛した。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ」に出演したフラハティ。大の大谷ファンでも知られる司会のバーランダー氏から「ショウヘイ・オオタニを人々に説明するなら、どう説明する？」と尋ねられた。

　フラハティは7秒考えると「彼は動じない。本当に恐れないんだ。彼は全然ショータイムじゃない。普通の男なんだ。クラブハウスやバスなんかにいるときはね」と試合を離れた大谷について身振り手振りで説明。続けて「彼はそのプロ意識と礼儀で全ての人を歓迎する。ただ受け入れられているように、歓迎されているように皆に感じてほしいのさ」と普段の姿を称賛していた。

　さらに、フラハティはドジャースのクラブハウスに人が来た時のエピソードを披露した。「聞いた話なんだけど、ある人が『クラブハウスを通らなきゃいけない』ってなった時に、ショウヘイは椅子から立ち上がって、握手して、挨拶してくれたんだって。本来はそうすべきだよ。多分できない人もいるだろう」と訪問者へ取った大谷の親切な行動を絶賛。「皆は、ショウヘイがこんなことをするなんて予想していなかっただろう。彼は必ずしも完璧な英語を喋るわけではないしね。あれは本当に信じられないほどのプロ意識によるものなのさ」と称賛の言葉を重ねた。