大谷翔平は「手術を回避できた」と米指摘 エンゼルス時代から変化…記者も発見「加えたようだ」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、今春のキャンプ初となるブルペン投球を行った。明らかになったのが、エンゼルスでプレーした2023年からの投球フォームの変化だ。米国のメディア関係者やファンからは「体重の勢いをより利用できる」「手術を回避できたかもしれない」と様々な声が上がっている。

初のブルペン投球で明らかになった変化とは
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、今春のキャンプ初となるブルペン投球を行った。明らかになったのが、エンゼルスでプレーした2023年からの投球フォームの変化だ。米国のメディア関係者やファンからは「体重の勢いをより利用できる」「手術を回避できたかもしれない」と様々な声が上がっている。
この日のブルペンで明らかになったのは、投球フォームの変化だ。米ポッドキャスト番組「ドジャース・ブリード・ロス・ポッドキャスト」のホスト、コーディ・スナベリー氏は気づいた様子。Xで大谷の投球動画とともに「オオタニは、ストレッチから投げるだけでなく、投球動作にワインドアップを加えたようだ」と指摘している。
エンゼルス時代はセットポジションから投球モーションを起こしていたのが、今は一度左足を後ろに引いて勢いをつけている。日本で言う「ノーワインドアップ」の投球フォームとなっている。
日本のメディアやファンはかねてキャッチボール時点から指摘していたが、大きな変化に米ファンも「同感だ……肩や肘の負担を軽減し、体重の勢いをより利用できるはずだ」「体全体をより多く使うため、腕への負担が軽減されるワインドアップを使っていれば、手術を回避できたかもしれない」「肘への負担を減らしながら球速を上げるためだろう」と理解を示す声が寄せられた。
移籍2年目の大谷が、ドジャースのキャンプで本格的な投球練習を行うのは初めて。エンゼルスでプレーした2023年に右肘を痛め、秋に手術。昨季は打者に専念していた。
(THE ANSWER編集部)