朗希が明かす、大谷だけじゃないド軍入りの理由「非常に難しい決断でした」自ら伝えた葛藤と決め手
佐々木朗希投手が22日(日本時間23日)、米大リーグのドジャースと正式契約を結び、本拠地のドジャースタジアムで入団会見に臨んだ。複数の選択肢があった中からドジャースに決めるまでの葛藤や決め手について口にした。

背番号11、ユニホーム姿で入団会見
佐々木朗希投手が22日(日本時間23日)、米大リーグのドジャースと正式契約を結び、本拠地のドジャースタジアムで入団会見に臨んだ。複数の選択肢があった中からドジャースに決めるまでの葛藤や決め手について口にした。
23歳の佐々木はマイナー契約からのスタートとなる。紺色のスーツ姿でデーブ・ロバーツ監督らとともに会見場に現れると、途中で背番号11の入ったホーム用のユニホームに着替え、日本語で会見に臨んだ。通訳は大谷と同じくウィル・アイアトン氏が務めた。
佐々木は「どの球団にもそれぞれ魅力を感じたので、その中から一つだけを選ぶのは非常に難しい決断でした」と、入団先を決めるまでの葛藤を明かした。さらにドジャースに決めた理由を問われると「いろんな話をした上で、総合的にドジャースが一番良かったという判断です」と説明した。その中でも特に「フロントの安定感かなと感じています」と、球団としての考え方に納得しての選択だったようだ。
またロサンゼルスには「リトルトーキョー」をはじめとした大規模な日系人のコミュニティがある。佐々木はチーム選びにあたって「日本人選手が在籍しているかは重要視していなかったんですけど、日本人を受け入れる環境があるかどうかは日本人が在籍しているかよりも大きかった」と、ロサンゼルスを本拠地にしていることも大きな要素だったとした。
第一声で「ロサンゼルスの町全体が大変な時、このようなたくさんの皆さんにお集まりいただきありがとうございます」とまず、大規模な山火事に見舞われているロサンゼルスの状況を気遣った。自身も東日本大震災で被災者の立場に立ったことがあり「自分も被災して苦しみましたが、ロサンゼルスの皆さんと一緒に前も向いて頑張りたいと思います」と続けた。
(THE ANSWER編集部)