異例の転売に「子どもを餌に使った」「恥を知れ」 少年に贈るも…出品されたNBA大物ユニを米批判
米プロバスケットボール(NBA)のスパーズで活躍するビクター・ウェンバンヤマが、少年ファンにプレゼントしたユニホームがオークションであっという間に転売されるという異例の事件が発生。米国のファンからは「子どもの家族は恥を知れ」「本当に狂っている」と批判の声が上がっている。

ウェンバンヤマ、子どもにプレゼントしたユニホームがオークションに…
米プロバスケットボール(NBA)のスパーズで活躍するビクター・ウェンバンヤマが、少年ファンにプレゼントしたユニホームがオークションであっという間に転売されるという異例の事件が発生。米国のファンからは「子どもの家族は恥を知れ」「本当に狂っている」と批判の声が上がっている。
ウェンバンヤマは身長221センチというビッグサイズで、攻守に異次元のプレーが注目される人気選手だ。米誌「ピープル」によると、ウェンバンヤマは12月27日のネッツ戦の後、ある少年ファンにユニホームを贈ったのだという。「小さなファンが、自身の着ていたユニホームをウェンビーに渡すと、心温まるユニホーム交換の写真はソーシャルメディア上で話題となった」と報じられている。
ところが、米オークションサイト「ゴールディン」にこのユニホームが出品された。スタート価格1万ドル(約155万円)の商品には「2024年12月27日 ウェンバンヤマが試合で着たユニホームを試合後に少年ファンと交換 写真とマッチしたスパーズのシティ・エディション・ユニホーム チームトップの19得点7リバウンド4アシスト6ブロック スポーツ・インベスターズ」との商品説明まで添えられている。
米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」公式インスタグラムがこの経緯を紹介すると、ファンからは「これは本当に悲しい。子どもの家族は恥を知れ」「ただただ信じられないよ」「子どもを餌に使った」「これは本当に狂っている」と批判的な声が並んだ。さらに「これが選手たちがこのようなことをしたがらない理由なんだよな」と、選手とファンの関係を考えさせられたかのような言葉もあった。
ウェンバンヤマは自身のXで、オークションに出されたユニホームを紹介する投稿を引用し、号泣のアイコンで悲しみを表現した。オークションは23日(日本時間24日)に始まる。
(THE ANSWER編集部)