[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

亀田興毅氏が描くボクシングの地方開催の狙い 滋賀初の世界戦へ「子どもの記憶は残る。衝撃を」

ボクシングのIBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(ワタナベ)が29日、都内の所属ジムで会見し、7月28日に滋賀ダイハツアリーナで指名挑戦者の同級1位ペドロ・タドゥラン(フィリピン)と3度目の防衛戦を行うと発表した。滋賀では世界戦初開催。主催する元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏は、地方開催の狙いを明かした。興行はABEMAで全試合無料生配信。戦績は24歳の重岡が11勝(9KO)、27歳のタドゥランが16勝(12KO)4敗1分。

会見に臨んだ亀田興毅氏(左)と重岡銀次朗【写真:浜田洋平】
会見に臨んだ亀田興毅氏(左)と重岡銀次朗【写真:浜田洋平】

重岡銀次朗が7.28にV3戦

 ボクシングのIBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(ワタナベ)が29日、都内の所属ジムで会見し、7月28日に滋賀ダイハツアリーナで指名挑戦者の同級1位ペドロ・タドゥラン(フィリピン)と3度目の防衛戦を行うと発表した。滋賀では世界戦初開催。主催する元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏は、地方開催の狙いを明かした。興行はABEMAで全試合無料生配信。戦績は24歳の重岡が11勝(9KO)、27歳のタドゥランが16勝(12KO)4敗1分。

【PR】MLB中継だけがABEMAじゃない 野球がもっと楽しくなるオリジナル動画3選!

 今回は亀田氏が主催する興行「奥井グループ presents 3150FIGHT vol.9」として開催。3150FIGHTは大阪で始まり、東京、岡山、名古屋で開催してきた。都市部開催が多いボクシング興行を地方に広げていく方針。「各地で世界戦を生で届けたい。ボクシングを再興していくのは最初から同じ」と立ち上げ当初の理念を貫き、想いを明かした。

「地方ではテレビ、スマホでしか見られない。滋賀での世界戦は初めてですが、長い間3150FIGHTを応援してくださるスポンサーの方々は全国にいます。みんなに届けていきたいし、スポーツとして盛り上げていこうと。来年は滋賀で国民スポーツ大会(国体)がありますし、ボクシングも滋賀に持って行きたいというのがスタートです。

 目の前で見たら『スポーツって凄いな』と思ってファンになってくれるはず。そこから増やしていきたい。東京はエンタメに溢れていますし、逆に地方でやるのも大事。『ボクシングをやりたい』と小さな子が思ってくれると思う。子どもの頃の記憶は残るから。インパクトを与えたいですね」

 自身も90年代に京セラDで辰吉丈一郎の試合を観戦。「ずっと覚えている」と思い出がある。滋賀では子どもたちを招待する予定だ。「4回戦の子から丁寧に」と選手をデビューから熱心に売り出し、最近では3150FIGHTに出たいという海外選手からのオファーも増えてきたという。

 重岡は看板ボクサーの一人。兄・優大がWBC世界ミニマム級王座から陥落したが、亀田氏は「いつか兄弟そろったら、ダブル世界戦を熊本でやりたい」と重岡兄弟の地元開催も夢に描いた。

(THE ANSWER編集部)


DAZN

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集