水原一平氏の経歴、Rソックスが異例の声明「この球団で雇用されていない」「徹底チェックした」
米大リーグ・ドジャースに所属する大谷翔平投手の通訳を務めてきた水原一平氏が、20日に球団を解雇された。複数の米国メディアが違法賭博に関与した疑いを報じている。22日(日本時間23日)には、レッドソックスが水原氏について「ミズハラはレッドソックスではどのような立場でも雇用されておらず、ヒデキ・オカジマの在籍期間中、彼の通訳だったことはありません」と異例の声明を発表していたと米メディアが報じている。
違法賭博の疑いでドジャース解雇
米大リーグ・ドジャースに所属する大谷翔平投手の通訳を務めてきた水原一平氏が、20日に球団を解雇された。複数の米国メディアが違法賭博に関与した疑いを報じている。22日(日本時間23日)には、レッドソックスが水原氏について「ミズハラはレッドソックスではどのような立場でも雇用されておらず、ヒデキ・オカジマの在籍期間中、彼の通訳だったことはありません」と異例の声明を発表していたと米メディアが報じている。
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米スポーツ専門局「ジ・アスレチック」が「オオタニの元通訳、イッペイ・ミズハラは公の略歴に不正確な点がある」と見出しをつけて報じた、エンゼルス番のサム・ブラム記者の署名記事。エンゼルスのメディアガイドでは数年間に渡り、水原氏は2007年にカリフォルニア大リバーサイド校を卒業したと記載されていたが、大学側が在籍していた事を否定したことなどを報じた。
さらには「今週、レッドソックスはミズハラがその球団で働いたことは一度もないと主張する声明を出した」とも紹介。金曜日の声明でレッドソックスは「私たちがみなさんに連絡したのは、様々なメディア報道でイッペイ・ミズハラがレッドソックスで通訳として働いたと言及されているためです。それは不正確です」とメッセージを出したという。
この声明文はメディア関係者に球団から配布されており、その中では「ミズハラはレッドソックスではどのような立場でも雇用されておらず、ヒデキ・オカジマの在籍期間中、彼の通訳だったことはありません。私たちは徹底的に書類をチェックし、正確な情報を提供していることをご承知ください」とも記載されていたと紹介している。
岡島氏は2011年までレッドソックスに在籍。2012年シーズンはヤンキースとマイナー契約を結んでいたが、結局プレーすることなく日本球界に復帰。水原氏とはこの頃からの縁であるとされていた。
(THE ANSWER編集部)