世界卓球団体戦

　世界卓球団体戦（韓国・釜山）は24日、女子決勝が行われ、日本が中国と対戦。第2試合で世界ランク5位の早田ひなが同3位の陳夢を3-1で破る快挙を演じた。敗れた中国の地元ファンはとりわけ早田の精神力に驚いている。

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　第1試合で張本美和が落とし、バトンを受けた早田。東京五輪金メダリストの陳夢相手だったが、第1ゲームから激しいラリーの応酬に真っ向勝負した。6-11で先取されたものの、徐々に相手を飲み込み、11-8、11-9と逆転に成功。第4ゲームはデュースとなったが、14-12で勝ち切った。

　中国版SNS「WEIBO」などでは驚きの声が噴出した。「早田はリードされても笑っている。恐ろしいほどの精神力！」「早田、本当に強い」「陳夢の調子だって悪いわけじゃないのに、早田の実力、確かにすごい。精神力もすごいと思う。陳夢はその点で劣っている気がする」「早田のメンタルがものすごい。まったく心の乱れが見えない」とメンタルの強さに脱帽した。

　一方で、30歳とベテランに突入している陳夢について「陳夢も（男子の）馬龍ももう引退すべきだ」「陳夢はいつも肝心のところで失敗する」「陳夢の時代は終わったと思う」と厳しい声も聞かれた。