カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023

　アジアプロ野球チャンピオンシップが16日、東京ドームで開幕し、2017年の前回大会に続く連覇を目指す日本代表「侍ジャパン」は台湾と対戦した。この試合前のセレモニーを盛り上げたのが、キックボクシングからボクシングに転向した那須川天心と、ソフトバンクと巨人でプレーし、今季限りで現役を退いた松田宣浩氏のコンビ。あまりの熱量にファンからは「試合前から全部持ってった」と絶賛のコメントが寄せられた。

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　マウンドには那須川が上がり、打席には松田が立ってのセレモニー。那須川は投球前に、打席に向かって両方の拳を突き出す「トリケラトプス拳」の構えでスタンドを沸かせると、左腕からの投球はゆっくり、大きく弧を描いて捕手のミットに納まった。

　松田も心得たもので、現役時代のトレードマークだった空振りしての“ケンケン”を見せると、大きな「熱男」コールで締めた。2人のパフォーマンスに、SNSでは多数のコメントがついている。

「試合前から全部持ってった」
「トリケラトプス拳やってくれたしかっこよかったー」
「熱男?！とかいう鉄板の一発芸」
「超スローボールだ」

　さらには「求めてることを全部やってくれる2人」という言葉も。熱量は侍ジャパンのナインに乗り移るだろうか。