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世界陸上の暑さ対策 男子マラソン代表の意見様々「給水時間を…」「氷を活用」「気にしてない」

会見に臨んだ西山和弥、其田健也、山下一貴(左から)【写真:浜田洋平】
会見に臨んだ西山和弥、其田健也、山下一貴(左から)【写真:浜田洋平】

西山も意気込み「攻めの走りを臆することなく」

 ブダペストの天候について「思ったより暑い。後半につれてどんどん暑くなるので、給水のタイミングなどを気を付けていきたい」と対策を意識。「直線が長いコース。精神的に長く感じると思う。石畳があるので、しっかり注意しながら走っていきたい」と印象を語った。

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 24歳の西山は初マラソンとなった2月の大阪マラソンで日本歴代9位タイ、初マラソンとしては日本最高の2時間6分45秒で日本人トップの6位に入った。今大会は「8位入賞を目標に掲げている。攻めの走りを臆することなく出せれば。海外勢とスピード勝負する練習をしてきた」と自信を見せた。

 東洋大の同級生である川野将虎(旭化成)がこの日、男子35キロ競歩で銅メダルを獲得。仲間の活躍に刺激を受けた。19日の男子20キロ競歩では、15位だった池田向希(旭化成)が序盤から独歩する攻めの姿勢を見せ「凄く勇気をもらった」と明かした。「10キロですぐ飛び出していって、15キロまで逃げた。自分もそういう攻めの走りができれば」と誓った。

 暑さについては「自分は人より発汗量が多い。前半の涼しいところは大丈夫だが、後半は冬のマラソンよりも給水を大事にしたり、氷などをうまく活用しながら走っていきたい」と警戒する。3人とも、2024年パリ五輪代表を決める10月15日のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を持つ。2か月弱と短い異例のスパンだが「まずは世界陸上」と口を揃え、目の前のレースに集中する。

(THE ANSWER編集部)


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