ジャイアンツOBが語る獲得戦略とは

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、本拠地ジャイアンツ戦で4打数1安打1盗塁をマークし、チームの連敗ストップに貢献した。今季終了後にフリーエージェント（FA）となることから去就に注目が集まっているが、ジャイアンツ地元局の実況席は、大谷の獲得戦略として秘策を提案。「我が家では鉄板ですよ」と真顔でジョークを炸裂させていた。

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　ジャイアンツの試合を放送する米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」は公式X（旧ツイッター）で試合前の番組で交わされた大谷獲得案についての会話を動画で公開。スタジオから大谷を「誘惑」する方法について聞かれると、解説を務めるジャイアンツOBのマイク・クルーコウ氏は「バラの花を贈って脚をもむんだよ。我が家では鉄板ですけどね」と表情を一切変えずに冗談を飛ばした。

　一方、実況のデュアン・カイパー氏は「プロフェッショナルでいること。フィールド上では馬鹿げた振る舞いをしないように。彼はそういうことに気づきますから」とプロ意識の高さを示して大谷の関心を引くべきと提案。クルーコウ氏も「彼は謙虚で野球に敬意を持っている」と同調した。

　クルーコウ氏は「でも街自体が決め手になるかもね。オフシーズンの興味深いストーリーになるだろう」と持論を展開。最後に「いずれにせよ花と脚もみだ」と再び真顔でジョークを炸裂させていた。