8月初勝利

　米大リーグ・エンゼルスは8日（日本時間9日）、本拠地ジャイアンツ戦に7-5で勝利し連敗を7で止めた。大谷翔平投手は「2番・DH」で先発出場。4打数1安打1盗塁で勝利に貢献した。8月に入って初勝利。フィル・ネビン監督は試合後の会見で席に着くなり「ふぅ～」と安堵のため息。「ここから這い出ないとね」と試合を振り返っていた。

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　エンゼルスは初回に猛攻。先頭レンヒーフォがライトへ二塁打を放つと、続く大谷がセンターへのタイムリーを放ち先制。その後も打線がつながり一挙4得点を挙げた。合計12安打と爆発したエンゼルス打線は5回、7回、8回にも得点。先発のルーカス・ジオリトは3回に3点を献上するもその後はヒットを許さず。6回3安打3失点、7奪三振で移籍後初勝利を挙げ、救援陣も2失点に抑えて連敗を脱出した。

　米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」は試合後の番組内でネビン監督の会見を中継。「我々は良いプレーをした」と久々の勝利を振り返った。会見冒頭のため息について聞かれると、「ジョークだよ」とニヤリ。「今週は苦しかった。あれだけ連敗すれば皆傷つくもの。君たちだってこんな連敗は取材したくないだろう。沈んでいたけどみんなでそこから這い出ないとね」と前を見据えていた。