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金足農は「マンガみたい」!? 吉田は「主人公感が凄まじい」 ネット上にファン増殖中

第100回全国高校野球選手権記念大会第14日が18日行われ、準々決勝で金足農(秋田)が近江(滋賀)に9回裏に2ランスクイズを決めて逆転サヨナラ勝ち。1984年以来、34年ぶりの4強進出を決めた。農業系高校としての4強入りも同校以来、34年ぶり。秋田県勢では1989年の秋田経法大付(現明桜)以来、29年ぶりとなる。

金足農はまさに“甲子園で成長”を地で行くチーム
金足農はまさに“甲子園で成長”を地で行くチーム

農業高での4強入りは34年前の同校以来

 第100回全国高校野球選手権記念大会第14日が18日に行われ、準々決勝で金足農(秋田)が近江(滋賀)に9回裏に2ランスクイズを決めて逆転サヨナラ勝ち。1984年以来、34年ぶりの4強進出を決めた。農業系高校としての4強入りも当時の同校以来。秋田県勢では1989年の秋田経法大付(現明桜)以来、29年ぶりとなる。


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 地元放送局の「AAB秋田朝日放送」の連日の絶叫ツイートも話題となったが、とにかく魅力あふれるチームだ。プロ注目のエース右腕・吉田輝星投手(3年)は、この日も140球で投げ抜き、2失点完投。4試合連続2ケタとなる10奪三振を奪った。今夏は一人で投げ続け、甲子園での4試合で615球で51奪三振。端正なイケメンだが、強気の投球で打者をねじ伏せる投球は魅力十分だ。

 この日は無死満塁でのサヨナラ2ランスクイズという劇的な勝ち方だったが、前日(17日)の3回戦も強豪・横浜(南神奈川)を相手に8回裏に3ランで逆転。2回戦の大垣日大(岐阜)戦も同点の8回に勝ち越す展開だった。日替わりでヒーローが現れ、戦いを重ねるごとに強さを増している。まさに“甲子園で成長”を地で行くチームだ。

 公立の農業高校で、全員が県内出身。将来はプロでも期待されるエースに牽引されて、劇的な勝ち方で強豪を次々と打ち破っていく姿はまるでフィクションのよう。実際にインターネット上にも「ドラマチック過ぎる」「マンガみたい」「甲子園で好きになりました」「吉田君の主人公感が凄まじい」などの声が続々と上がっている。

 休養日を経て20日の準決勝では春夏通じて3度優勝の日大三(西東京)と激突する。ここまで一人で投げ抜いてきた吉田は、体力的に過酷となるが、どんな投球を見せてくれるのか。チームはどんなドラマを演じてくれるのか。この夏を最高に盛り上げる、金足農の挑戦は続く。

(THE ANSWER編集部)




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