フェデラーの巧みなショットにファンも喝采

　男子テニスのW＆Sオープンは14日、シングルス2回戦を行い、世界ランク2位のロジャー・フェデラー（スイス）が同47位のピーター・ゴヨブジク（ドイツ）を6-4、6-4のストレートで下し、3回戦進出。前に出てのライン上への強烈なショット、また巧みなドロップショットを放つシーンをATP公式中継サイト「テニスTV」が「魔法のタッチ」として公式インスタグラムで公開した。

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　フェデラーが硬軟自在のショットで、見るものを魅了した。まずはゴヨブジクのリターンに対して、前へ出たフェデラーはバックハンドで力強いストレートをコートに突き刺した。オン・ザ・ラインにしっかりとコントロールされた一撃を決めると、今度は巧みの技で魅せた。

　第2セット、3-2とリードした第6ゲーム。王者のサービスに対しての、相手のバックハンドリターン。フェデラーはネット際へ詰めて強打するかと思いきや、見事なドロップショットを繰り出した。動けないゴヨブジク。ラブゲームでキープし、そのまま押し切った。

　緩急を織り交ぜた2本を、「テニスTV」は「ロジャー・フェデラーはシンシナティで魔法のタッチを繰り出す男だ」と称賛しながら動画で紹介。多くのファンを驚愕させている。

「別の惑星から来た」
「恐るべき人」
「ロジャーの魔法のテクニック」
「アメージング・ハンド」
「魔法使い」
「シンプルにベストだ」
「マエストロ」

　3回戦に進んだフェデラー。レオナルド・マイエル（アルゼンチン）に勝利すれば、準々決勝では錦織圭（日清食品）との対戦の可能性もある。