アストロズ戦に「3番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、本拠地アストロズ戦に「3番・DH」で先発出場。4打数2安打2打点と活躍し、チームも6-4で勝利した。明日9日（同10日）に先発登板を控える中、二塁打2本と躍動。通算2529安打を放ったエンゼルスのOBで、この試合の解説を務めたギャレッド・アンダーソン氏は「見ていて美しい。私は彼の大ファンです」と絶賛していた。

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　大谷は2点を追う3回1死一、二塁の場面の第2打席で、外角のナックルカーブに泳がされながらも追撃の適時二塁打。さらに1点を追う5回1死三塁の第5打席では、右中間に打球速度110マイル（約177.3キロ）の弾丸二塁打を放って同点。チームの勝利に貢献した。

　試合を中継したカリフォルニア地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の解説を務めたアンダーソン氏は、投手として登板する前日の活躍に称賛を送った。試合後、司会のパトリック・オニール氏から「彼は明日マウンドに上がりますが、今夜は2本の適時二塁打を打っています（笑）」と話を振られると、こう答えた。

「明日の先発投手がその前夜に相手にダメージを与える。見ていて美しいことですね。私は彼の大ファンです。なぜなら、どちらか一方をやるだけで大変なことだからです。グビー（解説のマーク・グビザ氏）が彼をユニコーンと呼びますが、まさにそれが彼です」

　アンダーソン氏はMLB通算2529安打、287本塁打をマークしており、2度のシルバースラッガー賞受賞も誇る。球団のレジェンドも、大谷のプレーに魅了されていた。