昨季“タイガー超え”で話題になったトム・キム

　米男子ゴルフの2023年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」は5日、米ハワイ州のカパルア・リゾート プランテーションC（7596ヤード、パー73）で初日が行われた。20歳のトム・キム（韓国）がいきなりスーパーイーグル。バックスピンがかかったボールがワンバウンドでカップインした映像をPGAツアーが公開すると「これは信じられない」「美しい」と米ファンの反響が集まっている。

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　今年初戦でいきなりスーパーショットだ。6番パー4、ピンまで残り116ヤードの第2打だ。キムのショットは見事、ピンそばに着弾。これだけでもすごいが、バックスピンがかかったボールがワンバウンドすると、そのまま戻るようにしてカップイン。ギャラリーからも驚きの声が上がるイーグルとなった。

　実際の映像をPGAツアー公式ツイッターが公開。「マウイへようこそ、トム・キム。キム・ジュヒョンがスペクタクルなイーグルを決める」と文面に記すと、米ファンからは「この男はゴルフ界の未来だ」「彼は本物だよ」「最高だ！」「彼は全てを持っている」「今年のトム・キムはきっと凄いぞ！」「美しいイーグルだ！」「これは信じられない」「とんでもないな」などとコメントが集まっていた。

　キムは昨年2勝をマーク。20歳3か月での米ツアー2勝は、タイガー・ウッズの20歳9か月を上回ったことで話題になった。今大会、初日は15番を終えて7アンダーの暫定3位。既にホールアウトしている松山英樹は、6アンダーの暫定7位といいスタートを切っている。