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物議を醸したPK挑発は「一部を切り取られた」 イエロー18枚乱戦からアルゼンチンが決戦へ

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は13日(日本時間14日)、準決勝のアルゼンチン―クロアチア戦が行われる。両チームはさまざまな話題を振りまき、セミファイナルに進出。激突を前に今大会注目されたトピックを振り返る。今回はアルゼンチン。グループリーグ初戦でサウジアラビアに敗れる波乱から始まったが、FWリオネル・メッシを中心に躍進。4強進出を決めた準々決勝のオランダ戦はイエローカード18枚が出される大乱戦となり、決着の瞬間は物議も醸した。

4強進出を決めたアルゼンチン代表【写真:ロイター】
4強進出を決めたアルゼンチン代表【写真:ロイター】

準決勝を前にアルゼンチンの今大会話題を呼んだトピックを回顧

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は13日(日本時間14日)、準決勝のアルゼンチン―クロアチア戦が行われる。両チームはさまざまな話題を振りまき、セミファイナルに進出。激突を前に今大会注目されたトピックを振り返る。今回はアルゼンチン。グループリーグ初戦でサウジアラビアに敗れる波乱から始まったが、FWリオネル・メッシを中心に躍進。4強進出を決めた準々決勝のオランダ戦はイエローカード18枚が出される大乱戦となり、決着の瞬間は物議も醸した。

 物議を醸した決着の瞬間だった。準々決勝オランダ戦、PK戦で5人目のFWマルティネスが決め、PKスコア4-3で勝利が決まると、センターサークルにいたアルゼンチンの選手の一部が膝から崩れ落ちるオランダの選手たちを挑発するようなポーズを披露。その模様が写真にとらえられ、批判の的に。しかし、DFオタメンディは「写真は一部を切り取られただけ」とし、オランダのDFダンフリースがPK戦の最中にアルゼンチンの選手に再三詰め寄り、邪魔する行動が原因だったと主張した。

 この場面に象徴されるように大荒れの一戦だった。アルゼンチンは前半35分にDFモリーナが先制弾。後半28分には味方が獲得したPKをメッシが決め、2点をリードした。しかし、終了間際に立て続けに失点。アルゼンチンのラフプレーを巡って両チームが乱闘寸前になるなど、イエローカードは大会史上最多の18枚が乱れ飛んだ。試合後、アントニオ・マテオ・ラオス主審は今大会残り試合で笛を吹くことなく「帰国させられた」と海外メディアが報じ、何かと注目された試合になった。

 大会も大波乱からスタートした。グループリーグ初戦のサウジアラビア戦、1-0で迎えた後半立ち上がりに立て続けに失点。そのまままさかの逆転負けを喫し、世界に衝撃が走った。しかし、そこから「今大会が最後のW杯」と明言しているメッシを中心にメキシコ、ポーランドと難敵を2-0で撃破。グループ1位で進んだ決勝トーナメント1回戦でオーストラリアを2-1で下した。そして、オランダ戦を経て、4強に進出。決勝トーナメント1回戦で日本を破ったクロアチアとの対戦に挑む。

 今大会、全64試合を対象に1試合ごとの勝敗およびスコアを予想するくじを販売しているスポーツくじ「WINNER」はアルゼンチンの勝利が44%、クロアチアの勝利が29%、引き分けが26%となっており、日本のサッカーファンはアルゼンチン優勢を予想している。

(THE ANSWER編集部)




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