[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

浅野拓磨を「バカにした走り方」 ドイツDFの煽りに批判続出も「最後はアサノが笑った」

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)に出場した日本代表はグループリーグでドイツ、スペインという強豪を破り、2大会連続16強を達成。日本中に感動を巻き起こし、8日にチームは解散した。ここでは大会中にあった日本代表にまつわる名場面を回顧。今回は浅野琢磨VSドイツ代表リュディガー。グループリーグ初戦の試合中にリュディガーが浅野を煽るような仕草を見せ、物議を醸すことに。しかし、浅野がその後に決勝弾を決め、痛快な活躍となった。

ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー【写真:ロイター】
ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー【写真:ロイター】

日本代表にまつわる名場面を回顧「浅野琢磨VSリュディガー」

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)に出場した日本代表はグループリーグでドイツ、スペインという強豪を破り、2大会連続16強を達成。日本中に感動を巻き起こし、8日にチームは解散した。ここでは大会中にあった日本代表にまつわる名場面を回顧。今回は浅野琢磨VSドイツ代表リュディガー。グループリーグ初戦の試合中にリュディガーが浅野を煽るような仕草を見せ、物議を醸すことに。しかし、浅野がその後に決勝弾を決め、痛快な活躍となった。

【特集】初代金メダリストが次世代に繋ぐサポートの輪「夢を持ってくれたら」 / スケートボード・堀米雄斗選手インタビュー(GROWINGへ)

 問題となったシーンは、ドイツが1-0でリードしていた後半18分。リュディガーはスルーパスに抜け出した浅野を追いかけた際、あからさまに両足を高く上げながら走って追いつき、浅野にボールを触らせず、日本のチャンスを封じた。日本と浅野に対し、おちょくるようなジェスチャーにも見えた。これが、ABEMAで解説を務めた元日本代表MF本田圭佑が「バカにした走り方」「ちょっと今のは性格悪い」と指摘したのをはじめ、各国で批判を浴びることに。

 海外のメディア、解説者はもちろん、ドイツ国内からも苦言が寄せられた。特に、2002年日韓W杯準優勝メンバーのドイツ代表MFディートマー・ハマン氏は「非常に未熟で狂っていると思う。傲慢だ。彼は笑っていた。リスペクトに欠けているし、説明も言い訳もできない」と痛烈に批判。この意見にドイツ国内のファンからも「ド正論」「彼の言っていることは正しい」と支持する声も多く上がった。

 しかし、この試合で1-1で迎えた後半38分に浅野が決勝弾。ドイツを失意に追いやる痛快なゴールを決め、英ラジオ局「トークスポーツ」は「最初はからかわれたアサノが最後は笑った」とリュディガーを見返した一撃を称賛した。結果的にこの敗戦が響いてグループリーグ敗退となったドイツ。リュディガーは自身のインスタグラムで「ただただ、とてつもなく落ち込んでいる……」「これを乗り越えるにはしばらく時間がかかるだろう」と失意を記し、2人は好対照な結末となった。

(THE ANSWER編集部)




W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集