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34歳イ・ボミ、来季は出場試合を減らす意向 理由も説明「数は減らして、その分…」

女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースが20日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で開幕する。前日19日はプロアマ戦が行われ、ツアー通算21勝のイ・ボミ(延田グループ)が会見。ホステスプロの今大会で優勝していないことが「残念」などと語った。前週の富士通レディースでは約2年ぶりのトップ10入り。復調傾向にあるが、来季は出場試合数を減らす意向を明かした。

イ・ボミ【写真:Getty Images】
イ・ボミ【写真:Getty Images】

20日からマスターズGCレディース

 女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースが20日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で開幕する。前日19日はプロアマ戦が行われ、ツアー通算21勝のイ・ボミ(延田グループ)が会見。ホステスプロの今大会で優勝していないことが「残念」などと語った。前週の富士通レディースでは約2年ぶりのトップ10入り。復調傾向にあるが、来季は出場試合数を減らす意向を明かした。


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 ボミは正直な思いを語った。

「ここで優勝していないことが残念。(延田尚弘)社長はプレッシャーをかけないけど、私は最終日まで頑張りたいですし、やれることをやって、優勝争いをしたいです。私にとっては一番大事な大会ですから、上に行きたいです」

 ボミは大会を主催する延田グループと長年、所属契約を結んでおり、2020年8月に亡くなった延田久弐生(くにお)会長は、「日本の父」のような存在だった。延田会長の存命中から、ボミは「優勝で恩返し」を目指していたが、19年の2位が最高。シード権を失った今季は、昨季に新型コロナウイルス感染拡大で日本へ入国できず、試合数をこなせなかった海外選手への救済措置「入国制限保障制度」により、開幕戦から5試合連続出場。9月の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯には歴代優勝者の資格で出場しており、今大会は年間8試合に限られる主催者推薦出場枠の「最後の試合」になる。

「ただ、3位以内に入れば次の試合に出られますし、優勝を目指して頑張りたいです。先週からお母さんが3年ぶりに日本の試合に来てくれて、キンパおにぎりを作ってくれています。大きいので食べるのが大変ですけど(笑)。今日からは旦那さんも来て、家族で応援してくれます」

 一方で、来季については「もっと試合数を減らそうと思います」と意向を示した。韓国女子ツアーでは永久シード権を持つものの、主戦場は日本にしており、「今年は全部で19試合になります。ただ、それでも多いと感じたので、QT(ツアー予選会)は受けずに日本では推薦で試合に出られたらと思います。ただ、数は減らしてその分、練習に時間を割くつもりです」などと説明した。

 ゴルフへの情熱を失っているわけではない。家族も大事にしながら、クラブは握り続けるつもりでいる。ただ、出場試合を限定し、そこで勝負を懸ける。そして、今後も今大会は「最も大切」な位置付け。ボミは全身全霊で4日間を戦い抜くつもりだ。

小林浩美会長(左)から、延田グループの延田尚弘社長に江戸切子の花瓶が贈られた【写真:柳田通斉】
小林浩美会長(左)から、延田グループの延田尚弘社長に江戸切子の花瓶が贈られた【写真:柳田通斉】

 〇…開幕前日の19日、NOBUTA GROUPマスターズGCレディース第20回大会の記念品贈呈式が行われた。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長から、延田グループの延田尚弘社長に記念品として、江戸切子の花瓶が贈られた。

(THE ANSWER編集部)




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