「1番・DH」で出場した本拠地レンジャーズ戦で4試合ぶりの本塁打

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は30日（日本時間31日）、本拠地レンジャーズ戦に「1番・DH」で先発し、4試合ぶりとなる22号3ランを放った。大アーチを含む4打数1安打3打点。結果を残したが、8月2日（日本時間3日）に迫ったトレード期限を前に、海外ブックメーカーは「これがエンゼルス最後の本塁打？」とのタイトルをつけて、トレード先球団予想の最新オッズを緊急公開。周囲は騒がしくなる一方だ。

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　0-2で迎えた3回の第2打席。大谷は無死一、二塁のチャンスで相手先発オットーが投じた2球目のチェンジアップを完璧に捉えると、ボールは右中間スタンドに飛び込んだ。ファンの期待に見事に応えた一撃は飛距離424フィート（約129.24メートル）、打球速度108.3マイル（約174.29キロ）という大谷らしい内容だった。

　この本塁打が飛び出してから10分足らず、スポーツベットやオンラインカジノのサービスを提供するパナマのBetOnline社公式ツイッターは「エンゼルスでの最後の本塁打？　もしショウヘイ・オオタニがトレードされるなら」と題し、トレード先球団のオッズを公開した。

　1番人気はカージナルスで「+200」。日本でおなじみのデジタル方式に換算すると3倍となっている。2番人気はヤンキースで+250（3.5倍）、3番人気はドジャースで+300（4倍）。これに続くのは+400（5倍）のパドレス、+550（6.5倍）のメッツ、+1000（11倍）のブルージェイズ、+1200（13倍）のホワイトソックスとなっている。

　試合は一時逆転されたものの、8回の猛攻でチームは再逆転して9-7で勝利し、連敗を2で止めた。トレード期限まであと3日。どんな結末を迎えるだろうか。