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鈴木誠也、絶対的クローザー打ち復活ランニングHR 米記者興奮「冗談だろ!よくぞ…」

カブスの鈴木誠也外野手が4日(日本時間5日)、敵地ブルワーズ戦に「4番・右翼」で出場。39日ぶりのメジャー復帰戦で、9回に一時勝ち越しとなる5号ランニング本塁打を放つなど4打数2安打1打点と躍動した。相手の守護神から打った一撃を、MLB公式も映像で注目。米記者も「冗談だろ! よくぞ戻ってきた!」と興奮気味に速報していた。

9回にランニング本塁打を放つカブスの鈴木誠也【写真:ロイター】
9回にランニング本塁打を放つカブスの鈴木誠也【写真:ロイター】

ブルワーズ戦で39日ぶりに復帰

 カブスの鈴木誠也外野手が4日(日本時間5日)、敵地ブルワーズ戦に「4番・右翼」で出場。39日ぶりのメジャー復帰戦で、9回に一時勝ち越しとなる5号ランニング本塁打を放つなど4打数2安打1打点と躍動した。相手の守護神から打った一撃を、MLB公式も映像で注目。米記者も「冗談だろ! よくぞ戻ってきた!」と興奮気味に速報していた。


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 メジャー初のランニング弾だ。1-1の同点で迎えた9回1死、鈴木は相手の守護神ヘイダーの95マイル(152.9キロ)速球をとらえた。もう少しで柵越えという打球は中堅フェンスに直撃。角度のついた部分に当たり、ボールは無人の右中間方向へ転がった。中堅手オルテガが慌てて追いかける中、鈴木も全力疾走。捕手のタッチをかわして滑り込み、ホームインした。

 実際の映像をMLB公式ツイッターが公開。試合前まで防御率1.05、25セーブをマークしていたヘイダーから得点を奪い、味方ベンチも大盛り上がりだ。ツイッター上の米記者も“復活弾”を速報。米地元紙「シカゴ・サンタイムズ」のマディー・リー記者は「2度目の自己紹介、最高だ。セイヤ・スズキが中堅へ放ち、塁を駆け回るとランニング本塁打となった」と、開幕直後の躍動と重ねるように伝えた。

 カブス専門メディア「ブリーチャー・ネーション」のマイケル・セラミ記者は「冗談だろ! ブルワーズ戦9回にインサイド・パーク・ホームラン! セイヤ! よくぞ戻ってきた!」と興奮気味。米地元紙「シカゴ・トリビューン」のメーガン・モンテムロ記者は「セイヤ・スズキがランニング本塁打。カブスでは2017年8月7日ジャイアンツ戦のハビアー・バエズ以来」と、球団では約5年ぶりのランニングHRだったと紹介した。

 鈴木の一打で勝ち越したカブスだったが、その裏に同点に追いつかれ、延長10回サヨナラ負け。ただ、鈴木は7回にも右前打を放ってマルチ安打をマーク。復帰戦でいきなり結果を残した。

(THE ANSWER編集部)

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