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エンゼルスの“報復死球”を予期? 敵番女性レポーター「球場職員すら話題にしてた」

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、出場した本拠地マリナーズ戦で大乱闘が起きた。殴り合いが勃発し、両軍計8人が退場。米国の各メディアが動画を公開している中、マリナーズ番の女性レポーターは「(試合前に)ファンや従業員でさえそれについて話していた」などと報じた。

エンゼルスとマリナーズで大乱闘が勃発。両軍計8人が退場した【写真:ロイター】
エンゼルスとマリナーズで大乱闘が勃発。両軍計8人が退場した【写真:ロイター】

大谷翔平出場試合で大乱闘勃発

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、出場した本拠地マリナーズ戦で大乱闘が起きた。殴り合いが勃発し、両軍計8人が退場。米国の各メディアが動画を公開している中、マリナーズ番の女性レポーターは「(試合前に)ファンや従業員でさえそれについて話していた」などと報じた。


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 2回、エンゼルスの先発ワンツに死球を受けたマリナーズのウィンカーが激怒。相手ベンチに向かって怒りを露わにする中、両軍の選手たちが一斉に飛び出した。体当たりにグーパンチなどヒートアップ。大谷も相手選手を後ろから抱きかかえて制止するなど、大混乱の退場劇だった。

 米メディアが動画を公開した中、米ワシントン州地元局「ROOTスポーツ・ノースウェスト」のレポーターのジェン・ミュラー氏はツイッターを更新。マリナーズの試合中継で現地レポーターを務めている同氏は「今朝、エンゼルスタジアムへ足を踏み入れた瞬間から、ファイトが起きることは明らかだった。ファンや従業員でさえそれについて話していた」と説明。「もし審判がそれに気づいていなかったのなら馬鹿げている。雑音には耳を貸さないけど、文脈は重要よ」と強調した。

 25日(同26日)の同カードでは、エンゼルスのマイク・トラウト外野手が3-5の9回2死一塁の場面で152キロの直球を頭部付近に投げられていた。直撃は免れたものの、投手を睨むような仕草を見せるなど珍しく怒りを露わに。この日のワンツが与えたのは“報復死球”とされている。選手やメディアも故意であることを指摘しているが、同レポーターも事前に察知していたようだ。

 エンゼルスは2-1の勝利を収め、「3番・DH」で出場した大谷は2打数無安打2四球だった。

(THE ANSWER編集部)




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