悪名高い審判の誤審セーフに物議「笑」「恐怖だ」 判定された打者すらベンチ退散の珍事
米大リーグで一塁セーフと判定された打者本人もあっさりと誤審と判断し、ベンチに下がってしまった珍事が話題を呼んでいる。メジャーで判定を巡って批判されることの多い審判だっただけに、米ファンからも「少なくとも彼だけはブレない」「ショックではない」と飽きれる声が続出している。
30センチ以上手前で…アンヘル・ヘルナンデス審判のセーフ判定に飽きれる声が続出
米大リーグで一塁セーフと判定された打者本人もあっさりと誤審と判断し、ベンチに下がってしまった珍事が話題を呼んでいる。メジャーで判定を巡って批判されることの多い審判だっただけに、米ファンからも「少なくとも彼だけはブレない」「ショックではない」と飽きれる声が続出している。
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まさかの場面は25日(日本時間26日)、パドレス―レイズ戦だった。レイズの2回の攻撃、1死から9番フィリップスは一二塁間へのゴロを放った。さばいた二塁手が一塁へ送球。フィリップスの俊足も及ばず、悠々アウトと思われたが、次の瞬間だった。アンヘル・ヘルナンデス塁審はセーフの判定。駆け抜けた後、アウトを自覚していたのか、天を仰ぐような仕草をしていたフィリップスは判定を見て、ゆっくりと一塁ベースに戻ってきた。
球場がざわつく中、すぐさまパイレーツベンチからリクエスト。リプレーを確認すると、打者走者がベース到達30センチ以上手前で一塁手が捕球しており、明らかにアウトだ。実況席は思わず笑い出してしまい、球場内でも同様の映像が流されると、なんとセーフと判定されたフィリップス本人もそそくさとベンチに帰ってしまった。アウトに判定が覆ったのは、その後だった。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は実際の様子をツイッターに投稿。「プレー:際どくもない 判定:セーフ 審判:アンヘル・エルナンデス」と記し、メジャーで悪名高い審判として知られるヘルナンデス氏をチクリと刺した。
これにはファンも「驚かない」「笑」「少なくとも彼だけはブレないね」「彼がまだMLBに雇われているというのがおかしい」「これに驚いた人いるかな?」「事実:ショックではない」「なんで自分は驚かないんだろう?」「恐怖だね」と飽きれた声が漏れていた。試合はレイズが6-5で勝利した。
(THE ANSWER編集部)